初鰹が盛んに出回っています。今の時季だけのさっぱりとした初鰹を漬けにして酢飯にのせた、三重県の郷土料理、「初鰹の手こね寿司」を作ります。酢飯にミョウガや大葉、ショウガや白ごまを混ぜて香りと食感をよくしています。
「初鰹の手こね寿司」の作り方
鰹の刺身が食べ切れずに余った時は、漬けにしておいても美味です。寿司酢の作り方は、当マガジンの「鮓の味の決め手!プロの「寿司酢」を作る」で紹介している、関西風の甘めの寿司酢で作ります。
【材料】
<鰹の漬け>
・鰹の刺身:20切れ程度
・醬油:大さじ3
・本味醂:大さじ1と1/2
<酢飯>
・米:2合
・米酢:大さじ4
・砂糖:大さじ2と1/2
・塩:大さじ1/2
・ミョウガ:1個
・大葉:10枚
・根生姜:20g程度
・白ごま:大さじ1
【作り方】
1./鰹の刺身を醤油と本味醂を混ぜた漬け汁に30分程度漬けておく。
鰹を漬け汁に漬ける
2/米酢、砂糖、塩をよく混ぜて寿司酢を作る。
3./根生姜の皮をむき、ミョウガ、大葉とともに千切りにする。
寿司飯に混ぜる野菜を切る
4./炊き立てのご飯に2を入れて冷ましながら切るように混ぜてから3を入れてざっくりと混ぜ、最後に白ごまを混ぜる。
寿司飯を作る
5./4が完全に冷めたら1をのせて出来上がり。
さっぱりといただける
(文責・編集部)