酸っぱさの相手は、れんこんです。
しゃきしゃきとした食感が心地よく(実は生食もできます)、何かと重宝するれんこんですが、今回はれんこんを薄切りにし、酢醤油にマリネしていただきます。
れんこんの厚さは2~3mmほどにして、食感をキープすると同時に、短い時間で味が入りやすくしています。
れんこんの酢醤油マリネの作り方
【材料】(2人分)
・れんこん:150g
・米酢:大さじ2
・醤油:大さじ1
・ごま油:大さじ1
・はちみつ:大さじ1弱
・白胡麻:適量
【作り方】
1./水と米酢(分量外)を鍋に用意し、れんこんを洗い、皮をむき、2~3mmほどの薄めの輪切りにし、先に用意した鍋の酢水に入れ、10分ほど置く。
れんこんがすっぽりかぶるほどの酢水
2./平らなバットに、醤油、米酢、ごま油、はちみつを入れ、よく混ぜておく。
3./1の鍋を火にかけ、れんこんがうす透明になってきたら、ザルにあげ、余分な水気を切って、2のバットに漬ける。
4./れんこんをむらなく酢醤油に漬ける。れんこんの上下を入れかえ、れんこんが淡い醤油色になってきたら漬け込み終了のサイン。
すぐに食べない時は余分な汁を捨てる
5./器に盛り付け、仕上げに白胡麻を散らして出来上がり。
食感とともに酸っぱさを楽しむ
れんこんのやさしい甘みと酢醤油が出会う副菜です。れんこんの茹で調理は、炒め料理とは違った、軽やかでやさしい味わいです。
作りやすいミニマムの分量で紹介していますが、もっと多めにという場合は、分量を正比例の2倍にしで作ってください。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://www.instagram.com/kokookuda/)
文庫版サイズ(厚さ1.2×横10.5×縦14.8cm)
304頁
定価:本体1,800円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-43-7
◎入手方法
全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。