春の香り野菜「フキと油揚げの含め煮」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2024.04.28

春は独特の香りや風味を持つ食材が揃う季節です。春の香り野菜の一つ、今一番美味しいフキを使って含め煮を作ります。春の香りが楽しめる一品です。

 

「フキと油揚げの含め煮」の作り方
露地栽培のフキは、今が一番みずみずしく柔らかい時季です。最初にやや薄めの出汁で油揚げを煮てから、さっとフキを煮て冷まし、煮汁ごと冷たくしてからいただくと、味がしっかりしみ込んでいて、噛むとジュワッと美味しい出汁とフキの香りが広がります。

 

【材料】
・フキ:300g
・油揚げ:1枚
・鰹出汁:カップ1と1/2
・本味醂:大さじ1
・醤油:小さじ1
・塩:小さじ1

・板ずり用塩:大さじ1

 

【作り方】
1./フキは葉を切り落とし、まな板の上に並べてから板ずり用塩を振り、ゴロゴロと手のひらでフキを転がして板ずりする。これでフキの皮がむきやすくなる。
2./1を沸騰した湯に塩を落とさず入れ、2分程度茹でたら水に取る。

茹でたら水に取る

 

3./完全に冷えたら、根元の方から指で皮を引っ張ってむく。全部むけたら、手で5cmぐらいに折る。そうすると残っていた皮や筋が取れる。これを繰り返す。
4./3を30分程度水に浸けてアクを抜く。

アク抜きをしたフキ

 

5./油揚げを適当な大きさに切る。
6./鍋に出汁と調味料をすべて入れ、5を入れて3分程度煮る。

油揚げを先に煮る

 

7./4を6に入れ、さっと煮たら火を止めて冷ます。

フキはさっと煮るだけでOK

 

8./7を冷蔵庫に入れて冷やして味を含ませて出来上がり。

出来上がり

 

(文責・編集部)

 

『発酵手帳 2024』好評発売中!10月6日発売)

文庫版サイズ(厚さ1.2×横10.5×縦14.8cm)

304頁

定価:本体1,800円+税

発行:株式会社IDP出版

ISBN978-4-905130-43-7

 

◎入手方法

全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい