江戸時代、参勤交代や旅人が難儀した中山道。五街道の中でも中山道は峠越えが多く、最も気力・体力を必要としたため、峠近くの茶屋ではスタミナの付く「大豆尽くしの納豆汁」を出したと言われています。納豆だけでなく、豆腐、油揚げ、味噌と、大豆だけで作った納豆汁は、寒い時期にはトロミで体もポカポカと温まるおかず味噌汁になります。
大豆尽くしの納豆汁の作り方
具材はお好みで量を調整してください。納豆を多めに入れると、味噌汁だけでおなか一杯になるほど満足感が得られます。
【材料】(4人分)
・豆腐:1丁
・納豆:2パック
・油揚げ:1枚
・青ねぎ:適宜
・出汁:鰹、いりこなどでとったもの、お好みで適量
・味噌:適量
【作り方】
1./豆腐は1口大、油揚げは細切りにしておく。
2./納豆はひきわりであればそのまま、粒であれば包丁で叩いてひきわりにする。
納豆を叩いてひきわりにする
3./出汁に1と2を入れ、弱火で煮立ててから味噌を入れる。
4./青ねぎ、長ねぎがあれば小口切りにして散らして出来上がり。
ポカポカ温まるスタミナ汁
(文責・編集部)
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