江戸時代、中山道のスタミナ汁「大豆尽くしの納豆汁」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2022.10.26

江戸時代、参勤交代や旅人が難儀した中山道。五街道の中でも中山道は峠越えが多く、最も気力・体力を必要としたため、峠近くの茶屋ではスタミナの付く「大豆尽くしの納豆汁」を出したと言われています。納豆だけでなく、豆腐、油揚げ、味噌と、大豆だけで作った納豆汁は、寒い時期にはトロミで体もポカポカと温まるおかず味噌汁になります。

 

大豆尽くしの納豆汁の作り方
具材はお好みで量を調整してください。納豆を多めに入れると、味噌汁だけでおなか一杯になるほど満足感が得られます。

 

【材料】(4人分)
・豆腐:1丁
・納豆:2パック
・油揚げ:1枚
・青ねぎ:適宜
・出汁:鰹、いりこなどでとったもの、お好みで適量
・味噌:適量

 

【作り方】
1./豆腐は1口大、油揚げは細切りにしておく。
2./納豆はひきわりであればそのまま、粒であれば包丁で叩いてひきわりにする。

納豆を叩いてひきわりにする

 

3./出汁に1と2を入れ、弱火で煮立ててから味噌を入れる。
4./青ねぎ、長ねぎがあれば小口切りにして散らして出来上がり。

ポカポカ温まるスタミナ汁

 

(文責・編集部)

 

発酵手帳2023年版、ついに発売!

『発酵手帳 2023』10月4日発売

文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)

464頁

定価:本体2,000円+税

発行:株式会社IDP出版

ISBN978-4-905130-41-3

 

◎入手方法

全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい