【京のおばんざい】であいもんの「セリとお揚げさんの炊いたん」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2022.03.29

「であいもん」という京言葉を、ご存知でしょうか? 相性の良い食材で作る料理のことです。
春の京都では「セリとお揚げさんは、であいもんやさかい、ほんまにおいしいなぁ」と言ったりします。同じく相性の良い食材でも、コトコトじっくり煮る場合は「夫婦炊き(めおとだき)」。その意味は、関連記事で読んでくださいね。
コトコト煮ることをせず、さっと合わせる「であいもん」は、いわば出会って一瞬で恋に落ちた「運命のカップル」。
お揚げさんとは油揚げのことです。セリとお揚げさんで、春のであいもんをご賞味あれ。

 

【関連記事】「仲良うしてな」の「めおと炊き」【京のおばんざい】

 

セリとお揚げさんの炊いたんの作り方
食材によって味のしみ込む時間が違うので、切り方と煮る順番を工夫します。セリは根元に近い茎の太い部分は短めに、葉部は長めに切りましょう。お揚げさんを先に煮て十分に味をしませてから、セリの茎、それから葉と順に煮ます。葉は、さっと火を通すだけで十分です。くたくたにならないほうが、独特の香りを楽しめます。

 

【材料】
・セリ:70g
・お揚げさん(油揚げ):1枚
・だし汁:100ml
・酒:大さじ1
・みりん:大さじ1
・塩:ひとつまみ
・しょうゆ(あれば淡口しょうゆ):小さじ2

 

【作り方】
1./ボウルに油揚げを入れ、かぶるほどの熱湯(分量外)を注ぎ、油揚げの両面をゆすいで油切りをする。4センチ×1.5センチほどの長方形に切る。

熱湯で油切りをする

 

2./セリは根元を切り落とし、よく洗う。茎の太い部分は3センチに、葉部は4センチほどに切る。

長さを変えて切っておく

 

3./小鍋に、だし汁、酒、みりん、塩、しょうゆを入れて中火にかける。沸騰し始めたら、油揚げを入れて煮る。

最初に油揚げを煮る

 

4./油揚げにお味がしみたら、セリの茎部を入れて煮る。火が通ったら、セリの葉部を入れる。葉部は、さっと火を通すだけでよい。

であいもんどうしの味を活かして

 

福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。2021年に発酵ソムリエの資格を取得。

 

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この記事を書いた人

編集部
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