酸っぱさを旬の「青のり」と合わせます。寒い時期に美味しく育つ青のりもそろそろ食べおさめ。様々な料理に磯の旨みと香りを届けてくれる青のりを軸にしたドレッシングを作り、サニーレタスにまとわせます。ドレッシングといってもむずかしいことは何もなく、調味料を混ぜるだけ。さっそく作り方のご紹介です。
サニーレタスの青のりサラダの作り方
【材料】（2～3人分）
サニーレタス：約1/2個
青のり（生）：大さじ2
にんにく：1/4かけ
醤油：大さじ1/2
ごま油：大さじ1/2
米酢：小さじ2
はちみつ：小さじ1/4
きざみ海苔：適量
胡麻：適量
【作り方】
1.／細かい目のザルもしくはザルにふきんを重ねて、青のりを流水で洗い、水気をよく切る。
小えびなどが混入していたら取り除く
2.／にんにくをすりおろす。
3.／あとでサニーレタスが入るぐらいの大きさのボウルに、1の青のり、2のにんにく、醤油、ごま油、米酢、はちみつを入れ、よく混ぜる。
大きめのボウルほか、鍋で代用もOK
4.／サニーレタスを洗い、7～8cmほどの大きなサイズに切り、よく水気を切る。
スピナーがもしあれば水気切りに重宝
5.／3のボウルに、4のサニーレタスを混ぜ合わせ、器に盛り、きざみ海苔と胡麻を散らしたら出来上がり。
サニーレタスの表面にまとわせるように
表面にからむ美味しい磯の旨みと香り
美味しく作るポイントは、サニーレタスの余分な水分をきっちりと除くこと。今回の献立に限らず、サラダは生野菜の余分な水気をしっかりと除いてからドレッシングをまとわせることで、あいまいな味わいにならず、美味しいサラダに仕上ります。
ボウルに残った青のりはヘラで回収
最近よく聞く料理の呼び名をなぞるならば、無限サニーサラダと呼んでもよいかもしれません。青のりの旨みがサニーレタスのひらひらにからんだサラダはいくらでも食べられそう、ぜひ作ってみてください。
（文・写真◎奥田ここ）
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切に無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda (https://www.instagram.com/kokookuda/)
文庫版サイズ(厚さ1.2×横10.5×縦14.8cm)
304頁
定価：本体1,800円＋税
発行：株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-43-7
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