キノコは、通年店頭に並んでいますが、秋らしい食材のひとつですね。今回は、たっぷりのキノコを香ばしく炒め焼きにして、ボリュームたっぷりのキノコのサラダを作ってみました。
キノコは、サッと炒めて柔らかい仕上がりも美味しいですが、しっかりと炒め焼きにすることでキノコの旨味が凝縮されて、それだけで美味しい味が楽しめます。仕上げの味付けには、玉ねぎ塩麹を使います。生野菜と共に器に盛り、食べるときには、ザクザクと炒め焼きにしたきのこを混ぜ合わせ、お好みでバルサミコ酢を少量かけたり、レモン汁をかけるなど酸味を少しプラスして召し上がれ!
【材料】
・椎茸:4枚(約80g)
・エリンギ:2本(約120g)
・しめじ:1パック(約100g)
・えのきだけ:1パック(約150g)
・舞茸:1パック(約100g)
・ベーコン:150g
・クルミ:20g(ローストしたもの)
・オリーブオイル:大さじ2~3
・玉ねぎ塩麹:大さじ1
・胡椒:少々
・セロリスプラウト:少々(イタリアンパセリなどでもOK)
・バルサミコ酢:適量(お好みで)
・レモン:適量(お好みで)
彩よく野菜と共に!
【作り方】
1./椎茸は、大きさによって1/4~1/6ぐらいに切る。エリンギは、切り方によって食感が違うので両方楽しめるように長さを2等分して上半分は縦方向に5mm幅ぐらいに切る、下半分は5mm幅ぐらいの輪切りにする。しめじは、小分けする。えのきだけは、長さを半分にして、バラバラにほぐしておく。舞茸は、しめじの小分けと同じぐらいの大きさに小分けする。クルミは、粗みじん切りにしておく。
たっぷりのきのこ!
2./ベーコンは、5mm幅ぐらいの拍子切りにして、油をひかないでフライパンで炒める。油が程よく出てきたら、さらに炒めて香ばしく仕上げる。炒めたベーコンは、一度フライパンから取り出しておく。今回は、ブロックのベーコンを拍子切りにしましたが、スライスベーコンでもOK。
カリカリベーコンのように炒める
3./ベーコンを取り出したフライパンにオリーブオイル大さじ2を入れる(ベーコンからの油が少ないようであれば、さらにオリーブオイルを大さじ1入れる)。最初にえのきだけを炒める。えのきだけが、少ししんなりとしてきたら、残りのきのこを入れて、よく油と合わせるように混ぜる。きのこ全体に油が合わさったら、あまり混ぜないで中火でじっくりと炒め焼きにする。フライパンの面にあたっているきのこに焼き色がついてきたら、上下を返し、あまり混ぜ合わせないようにじっくりと炒める。最初は、しんなりと柔らかくなっているきのこが、だんだんと香ばしく焼きあがってくる。
油を全体に混ぜ合わせる
少し焼き色がついたら上下を返す
全体を香ばしい焼き色に!
4./えのきだけが、少しパリッとしてきたら、玉ねぎ塩麹を入れて、全体をよく混ぜ合わせる。最後に胡椒少々を全体にふり、2で取り出しておいたベーコンをフライパンに戻してきのこの炒め焼きが出来上がる。
味の決め手は、玉ねぎ塩麹!
5./器にサラダ菜やベビーリーフなどを盛り、その上に4で出来上がったきのこを盛り付け、きざんでおいたクルミをかけて、最後にセロリスプラウトをのせる。お好みで、少量のバルサミコ酢やレモンの搾り汁をかけて、めしあがれ!
たっぷりきのこのサラダでランチ!
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。