受験生の夜食にも!「明太子スンドゥブ」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2024.01.27

韓国の首都・ソウル市。冬は一日の平均気温が氷点下になる日も多く、とにかく寒い! その食卓によくのぼるのが「チゲ(鍋の意)」料理。なかでもヘルシーな豆腐を使った「純豆腐(スンドゥブ)」の人気が高いのです。
本場では豚肉とアサリが定番ですが、明太子を使うのも美味しいですよ。明太子はスケトウダラを原料に発酵させた食品で、記憶力向上に寄与すると注目されているDHAや、血液さらさら効果のあるEPA、各種ビタミンが豊富に含まれています。受験生の夜食にもおススメです。

 

【関連記事】

味噌で美味しく~寒い日のランチに簡単スンドゥブ・チゲ~ |

 

明太子使用のスンドゥブの作り方
豆腐は、パックによって重量が違いますが、半パックで大丈夫。ニラやおろしニンニクもおおむねの量でOK。明太子は小さじ2くらいで普通の辛さですが、辛いのがお好きな方は大さじ1くらいにしてみてください。

 

【材料】(1人分)
・豆腐:半パック(約150~175g)
・豚肉:70g
・ゴマ油:小さじ1
・おろしニンニク:1片分(約3~4g)
・ニラ:適量(目安は約20g)
・卵:1個
・水:250ml
・明太子:小さじ2~大さじ1
・コチュジャン:小さじ2
・砂糖:小さじ1/2
・鶏ガラだし:小さじ1
・酒:小さじ1
・しょうゆ:小さじ1
・みそ:小さじ1

 

【作り方】
1./ニラを長さ5センチほどに切る。ニンニクをおろしておく。
2./調味液を作る。ほぐした明太子、コチュジャン、砂糖、鶏ガラだし、酒、しょうゆ、みそを混ぜておく。

調味液を作る

 

3./1人用土鍋か小鍋にゴマ油を入れて火にかける。中火で豚肉を炒める。
4./豚肉の色が変わったら、1のおろしニンニクを入れて、火を少し落として炒める。

豚肉とニンニクを炒める

 

5./豚肉に火が通ったら、豆腐を4つに切って入れる。

豆腐を加える

 

6./水と2の調味液を加えて、蓋をして、中火で煮る。

調味液で煮る

 

7./煮立ったら、卵と1のニラを入れて、さらに煮る。卵が半熟状態になったら出来上がり。

熱々を召し上がれ

 

ご飯を入れておじやにしたり、とろけるチーズを上にのせて「チーズスンドゥブ」にしたりするのも美味しいですよ。

チーズ好きはぜひチーズをのせて

 

福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国以上で取材。

 

『発酵手帳 2024』好評発売中!10月6日発売)

文庫版サイズ(厚さ1.2×横10.5×縦14.8cm)

304頁

定価:本体1,800円+税

発行:株式会社IDP出版

ISBN978-4-905130-43-7

 

◎入手方法

全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい