韓国では、寒いこの季節には、各家庭でキムチが漬けられます。キムチには、多くの乳酸菌が含まれていて腸内環境を整えるはたらきがあるといわれています。また、キムチに使われている唐辛子には、体温を上げ、血流を良くするカプサイシンが含まれているので寒い時季に食べたい漬物のひとつです。
こうした寒い日の簡単ランチにキムチとあさり水煮缶を使ったスンドゥブ・チゲがおすすめです。干し椎茸や昆布だしにあさりの旨味が加わり、味噌を使うことで、キムチの辛味を抑えつつコクが深まり、とても美味しくなります。
【材料】
・絹ごし豆腐:1丁
・あさり水煮缶:1缶
・卵:2個
・にら:1/2束
・キムチ:100g
・味噌:50g
・干し椎茸:2個
・干し椎茸の戻し汁:200ml
・昆布だし:200ml
あさり缶を使って旨味アップ
【作り方】
1./鍋に干し椎茸戻し汁と昆布だし、あさり水煮缶(汁も)を入れて、火にかける。アクが出たら取り除く。戻した干し椎茸も薄く切って加える。
戻した干し椎茸も加える
2./1が沸騰したら、豆腐を加える。
豆腐は、4等分に
3./豆腐を入れたあと、再度沸騰してきたらキムチと味噌を加える。
豆腐を潰さないように混ぜる
4./卵を、鍋のまん中に割り入れて蓋をする。卵は、半熟ぐらいが美味しい。
卵の固さは、お好みで
5./最後ににらを全体に散らして、できあがり!
にらは煮えすぎない方が美味しい
6./スープも旨味だっぷり!炊き立ての白米と一緒に召し上がれ。
寒い日の簡単ランチに!
坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。
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