牡蠣を主原料として発酵熟成させて作られるオイスターソースは、広東料理をはじめ中華料理の調味料として多く使われています。日本でも、牡蠣の産地ではオリジナルのオイスターソースが作られており、それぞれコクや粘度に差はありますが、牡蠣の旨味成分が美味しくさまざまな料理に味わいをプラスしてくれます。

今回は、鶏ささみを玉ねぎ塩麹で下味をつけてから、ピーマンと合わせてオイスターソースで仕上げるこっくりとした炒め物を作ってみました。

淡白で美味しい鶏ささみに旨味が加わり、ヘルシーで美味しくいただける一品です。

【材料】

・鶏ささみ：400g

・ピーマン：4個

・生姜：1片

・玉ねぎ塩麹：20g

・オイスターソース：大さじ2

・日本酒：大さじ2

・本みりん：大さじ1

・甜菜糖：小さじ1

・片栗粉：適量

・ごま油：大さじ2

シンプルな材料を美味しく！

【作り方】

1.／鶏ささみは、ひと口大に切り玉ねぎ塩麹と和えて15分ほど置く。その後、片栗粉をひとつずつにまぶすようにつける。ピーマンは縦に半分にして種を取り、鶏ささみと同じような大きさのひと口大に切る。生姜は、薄くスライスする。

下準備完了！

2.／日本酒・本みりん・甜菜糖・オイスターソースは、混ぜ合わせておく。

調味料は、すべて合わせておく

3.／ごま油をフライパンに入れて中火で生姜を炒める。生姜の香りが立ってきたら、1の鶏ささみを加えて、炒める。鶏ささみに火が通ってきたらピーマンを加えて、さらに炒める。

ピーマンは後から加える

4.／ピーマンに火が通ったら、2で混ぜ合わせておいた調味料を加え全体を炒め合わせる。全体に調味料がなじんだら、出来上がり！

合わせておいた調味料を全体に

こっくりしっとり出来上がり！

坂本広美／発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。

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