小泉先生が執筆中の日本経済新聞夕刊『食あれば楽あり』(毎週月曜日)は、29年に及ぶギネス級の長期連載人気コラムです。今回は「マグロの混ぜずし まぶしい丼で元気回復」を再現してみましょう。
「―――今回使うのが赤身で、大トロと中トロにはさまれた中間層に在り、脂が少なく高タンパクで低カロリーである。どっしりとした重量感から来る強いうま味が魅力である」(小泉先生)
先生は疲れが残っていささか食欲不振のときなどは「マグロの混ぜずし」をつくって召し上がるそうです。 白いすし飯の上に赤銅色のマグロ、黄金色のいり卵、青じその緑、のりの黒、そして紅ショウガの赤などが散って、まぶしい混ぜずしとなっています。
【材料】
・マグロ(赤身):1冊
・卵:2個
・米:3合
・しょうゆ:大さじ2
・みりん:大さじ2
・砂糖:小さじ2
・酒:小さじ1
・塩:軽くふたつまみ
・ゴマ:大さじ2
・ミョウガ:1片
・青じそ:4枚
・紅ショウガ:大さじ2
・万能ネギのみじん切り:大さじ4
・刻みのり:適量
(A)
・米酢:大さじ5
・砂糖:大さじ4
・塩:大さじ1
【作り方】
1./マグロは長さ2センチ、厚さ1センチの角切りにして、しょうゆとみりんを合わせた漬けダレに5分ほど漬ける。
まんべんなく漬ける
2./卵をよく溶き、砂糖、酒、塩を加え、かき混ぜてから炒る。
火加減は弱火のやや強め
3./ミョウガ、青じそを千切りにしておく。
千切りにする
4./炊きたてのご飯に❬A❭の合わせ酢を加えて混ぜる。
5./4のすし飯に2のいり卵、ゴマ、3のミョウガ、青じそ、紅ショウガを加えて混ぜる。その上に1の漬けマグロ、万能ネギ、刻みのりを散らして完成。
出来上がり
(文責・編集部)
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