体を温めてくれるタレを2種類ご紹介します。ビン詰めにして保存可能ですので、ご飯にのせたり、鍋料理の味つけにしたり、寒い季節には重宝なレシピです。
1つ目は「しょうゆ麹とショウガのタレ」。2つ目は「キムチタレ」。ショウガとキムチには体を温める作用があります。また、発酵食品であるしょうゆ麹とキムチが腸内環境を整えてくれます。どちらにも豚ひき肉を使うためボリュームがあり、子どもや若い人にも好評です。冷蔵庫で1週間ほど保存できます。使う分量ずつレンジで温めてください。
しょうゆ麹タレの作り方
豚ひき肉は、「キムチタレ」の分量と合わせて炒めましょう。その後、2つに分けて味つけをすると手間が省けます。
しょうゆ麹の作り方は、関連記事をご覧ください。しょうゆと麹とを混ぜるだけですので、簡単に作れますよ。旨味成分が大変多いので、常備されることをオススメします。
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【材料】
・豚ひき肉:(キムチタレの分量と合わせて)200g
・サラダ油:小さじ1
・しょうゆ麹:小さじ3
・おろしショウガ:小さじ2から3程度(お好みで調節してください)
【作り方】
1./フライパンにサラダ油と豚ひき肉を入れて、中火にかける。ポロポロになるよう、しっかり混ぜながら加熱する。
豚ひき肉は十分に火を通す
2./粗熱がとれたら、1の半量(残りの半量は「キムチタレ」に使う)に、しょうゆ麹とおろしショウガを加えて混ぜる。おろしショウガの量は、ショウガの辛味とお好みで調節する。
ショウガが体を温める
キムチタレの作り方
上記の工程1で炒めた豚ひき肉の粗熱が取れたら、粗みじんに切ったキムチを適量、混ぜるだけです。キムチを切る時は、まな板に色や臭いが移るのを防ぐため、クッキングペーパーを敷くとよいでしょう。
キムチの種類は、白菜か大根のキムチが合うようです。キムチ好きには、お箸の止まらない副菜になります。
キムチ好きならぜひお試しを
湯豆腐や風呂吹き大根にもよく合う
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネ-ター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。
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