さつま芋の銘菓「芋ようかん」を、甘酒を使って作ります。砂糖の量を減らすことができるのでヘルシー、さらにお芋本来の甘さが引き立ちます。フードプロセッサーを使えば簡単ですが、マッシャーや保存袋でも作れます。
植物繊維やビタミンCが豊富なさつま芋。食欲の秋に欠かせないおやつとしてぜひお試しください。
甘酒の芋ようかんの作り方
フードプロセッサーがない場合は、マッシャーやフォークを使うか、保存袋に入れて麺棒で叩いたりすったりして、ペースト状にしてください。
寒天は沸騰してから2分、煮立たせないと固まりません。
【材料】
・さつま芋(皮むきした正味):300g
・砂糖(あれば、きび砂糖):20g
・粉寒天:2g(250ml用の分量)
・水:100ml
・甘酒:150ml
【作り方】
1. /皮むきしたさつま芋を輪切りにし、15分ほど水(分量外)に浸けておく(アク抜きと変色防止のため)。
2./1のさつま芋を耐熱容器に入れ、電子レンジ600Wに6分かける。竹串がスッと通るまで。まだ固いようなら、さらに加熱する。
竹串がスッと通るまで加熱
3./温かいうちに、フードプロセッサーに入れ、砂糖を加えて、かくはんする。粗いペースト状にする。
粗いペースト状にする
4./小鍋に水と粉寒天を入れ、弱火で加熱する。沸騰後、2分間、煮立てる。火を止めて、甘酒を入れて混ぜる。
甘酒寒天液を作る
5./3のフードプロセッサーに、4の甘酒寒天液を入れ、撹拌する。容器や保存袋で作業していた場合も、甘酒寒天液を入れてさらに作業をする。なめらかなペーストになるまで。
なめらかなペーストにする
6./水で濡らした容器に、5の芋ようかんを詰める。空気が入らないように気をつけて。表面を平らにならす。冷蔵庫で1時間以上、冷やし固める。
空気が入らないようにして詰める
7./固まったら取り出し、切り分けて皿に置く。
さつま芋の銘菓「芋ようかん」
福田恭子/発酵食品ソムリエ。薬膳コーディネーター。フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。
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