豆乳たっぷり!「高加水豆乳チャバタ」

カテゴリー:発酵食品全般 投稿日:2023.10.10

パン生地を作るときは普通、粉に対して水分が65%前後ですが、80~100%の割合で水分を加えたものを「高加水パン」と言います。たっぷりの水分でしっとりモチモチの食感になります。今回は、イタリアの食事パン「チャバタ」を作ります。卵や牛乳、バターなどは使わずに豆乳でコクを出した、すべて植物由来のしっとりモチモチのパンです。手でこねる必要もなく、とても簡単に作れます。

 

「高加水豆乳チャバタ」の作り方
生地は高加水のためベタベタするので、ボウルの中で手ではなくゴムベラで混ぜるようにします。砂糖を入れないので、サンドイッチなどに最適です。

 

【材料】
・強力粉:300g
・豆乳:300ml
・ドライイースト:小さじ1
・塩:小さじ1/2

 

【作り方】
1. /ボウルに強力粉とドライイーストを入れて混ぜ合わせる。

粉にイーストを加える

 

2./豆乳に塩を入れ、電子レンジか火にかけて人肌程度に温める。
3./1に2を入れてゴムベラでよく混ぜ、粉っぽさがなくなったらラップをして20~30分程度休ませて1.5倍程度に膨らませる。

ゴムベラでよく混ぜる

4./休ませて膨らんだら、ゴムベラで生地を切れない程度まで持ち上げて折りたたむ。これを2回程度繰り返す。
5./2倍程度に膨らんだらクッキングシートに小麦粉(分量外)をふり、そこにボウルを逆さにして生地の中の気泡がつぶれないように生地を静かに落とす。

膨らんで気泡が見える

 

6./5をやさしく広げて粉をふり、切れ味のいいナイフやスケッパーで6分割にする。このときも生地をつぶさないように注意する。

生地をつぶさないように切り分ける

7./オーブンを250℃に熱し、庫内に霧吹きで水を5回程度吹いてから生地を入れる。入れたら230℃に落として15分程度焼いて出来上がり。

皮がパリパリ、中はモチモチ

 

(文責・編集部)

 

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