寒さが厳しいこの時期、つい体に力が入って縮こまってしまいます。慌ただしく年末年始が過ぎ、仕事始めや新学期の忙しさも重なったところにこの寒さ。そろそろ疲れもピークなのではないでしょうか。
今回は優しいお味であったかほっこりの「豆乳味噌ポタージュ」をご紹介します。
豆乳も味噌も、大豆から作られています。大豆に含まれるタンパク質は体温を上げ、血流をよくし、代謝を上げる効果があると言われています。また、大豆ペプチドという成分は、筋肉の疲労回復効果も期待できます。大豆タンパクたっぷりの「豆乳味噌ポタージュ」で、疲れをリセットして冬の寒さを吹き飛ばしましょう。
豆乳味噌ポタージュの作り方
【材料】
・大根(かぶや玉ねぎでも可):1/4本(300g程度)
・じゃがいも:3個
・バター:30g
・だし汁:400ml
・無調整豆乳:200ml
・白味噌(味噌でも可):大さじ3~4
・塩:適宜
【作り方】
1./大根は皮をむき、薄く切ります。じゃがいもは皮をむいて薄切りにし、水にさらしておきます。鍋にバターを入れて溶かし、大根と水を切ったじゃがいもを加えます。全体にバターが馴染むように、弱火でじっくり炒めます。
焦げないように弱火で
2./1にだし汁を加え、アクが出たら取り除くようにしながら柔らかくなるまで煮ます。
水分が多いので短時間で煮える
3./2をミキサーやブレンダーなどで、なめらかになるまで撹拌します。
(使う器具によって耐熱性が低い場合があります。仕様を確認し、粗熱を取ってから進めるなどしてください)
ミキサーなどがない場合は、鍋の中でマッシャーや泡だて器を使って野菜をつぶして細かくします。なめらかにはなりませんが、少し食感が残るのも美味しいです。
口当たりよくなめらかに
4./きれいにした鍋に3を戻し入れ、火にかけます。温まってきたら豆乳を加えて軽く混ぜ合わせ、白味噌を溶き加えます。沸騰直前まで温め、塩で味を整えれば完成です。
器によそい、お好みで浅葱や七味を加えると彩りよく仕上がります。
沸騰させないように注意
(監修:深尾由起子)