お正月、初詣などで振る舞われることもある甘酒。この季節、冷えたからだを温めるために、甘酒を飲む機会は増えますよね。
甘酒の麹菌には、100種類以上の酵素(脂肪を脂肪酸に分解する酵素やタンパク質をアミノ酸に分解する酵素など)が含まれています。さらにビタミンB1やB12、B6などのビタミン類の働きにより、新陳代謝を活発にし、老化予防や免疫力の向上や疲労回復、ストレス緩和などが期待でき、必須アミノ酸9種も含まれ、万能な飲み物。
豆乳は大豆タンパクやイソフラボンをはじめ、肥満体質や老化予防に効果のあるサポニン、脳の老化予防やコレステロールの低下が期待できるレシチン、腸内環境をととのえるオリゴ糖などが含まれ、こちらも優秀な飲み物。
ふたつのドリンクを混ぜれば、健康や美容効果が期待できる最強ドリンクが誕生するのです。
「健康にいいからといって、美味しくなくては意味がない!」と思うあなた。甘酒と豆乳が合わされば、ほんのり甘くてコクのあるまろやかな味わいの飲み物に大変身します。
甘酒の麹菌は熱に弱いため(麹菌は50度前後で死滅する)、できれば加熱しないことをおすすめしますが、寒い季節、人肌程度に温めて飲むのもいいでしょう。小さじ1ほどのショウガをプラスすれば、キリッとしたアクセントが加わって、飲みやすくなります。
●甘酒豆乳の作り方
【材料】
・甘酒:150cc
・豆乳:50cc
・ショウガのすり下ろし:(お好みで)小さじ1ほど
【作り方】
1./甘酒と豆乳をマグカップに入れ、よく混ぜる。人肌程度に温めても可
2./お好みでショウガを加えてさらに混ぜれば完成