タケノコのおいしい季節がやってきました! タケノコ料理といえば、タケノコごはんや煮物などがパッと思いつきますが、この旬の時季を逃さぬよう、いろんなタケノコ料理に挑戦したいところ。
今回は、醤油ラーメンのトッピングの定番「メンマ(しなちく)」を手作りしてみました!
本来、メンマは蒸し煮した麻竹を塩漬けにし、1ヵ月ほどかけて乳酸発酵させる歴とした発酵食品。発酵によりきれいな飴色になります。
じっくり時間をかけて手作りしてみるのもいいですが(来月、乳酸発酵させたメンマをご紹介予定!)、発酵熟成期間を待ちきれない方のために、今回は10分でできる「なんちゃってメンマ」のご紹介です。
ちなみに、メンマに使われるのは麻竹(まちく)という種類のタケノコ。中国や台湾などで栽培される大型の竹からなり、メンマには8~9月頃の成長した麻竹を使用しますが、中国産などの輸入品がほとんどで、なかなか手に入りにくいもの。
食感は少し変わりますが、タケノコを使ってこの季節ならではのメンマを楽しんでみましょう!
●自家製メンマのレシピ
【材料】
・茹でタケノコ(タケノコや麻竹の水煮でも):500g
・ごま油:大さじ1
・ニンニク:1片
・ショウガ:にんにくと同量
・◎鶏がらスープの素:大さじ1
・◎お酒:大さじ2
・◎醤油:大さじ2
・◎みりん:大さじ1
【作り方】
1./茹でたタケノコを細長い短冊切りにする。
2./鍋にごま油をひき、すり下ろしたニンニクとショウガを入れて弱火にかける。
3./香りが立ってきたら、タケノコを投入し中火で炒める。
4./タケノコが少ししなっとしてきたら、◎の調味料を加える。
5./水気がなくなったら完成。