夏日が増えてくると食べたくなるもののひとつがスイカ。ぎゅっと冷やしていただくスイカは夏に涼やかさを届けてくれる食材のひとつです。今回は、スイカとモロヘイヤのサラダをご紹介いたします。
これまでもよりおいしく楽しむために、塩やチーズの塩気と合わせることもありましたが、ホワイトバルサミコ酢を合わせます。合わせるグリーンは、モロヘイヤ。生食のモロヘイヤは、加熱時の食べ心地とは異なり、口中に広がる青い風味はスイカととてもよく合います。
この時季にぜひともおすすめしたいスイカ＆モロヘイヤです。

スイカとモロヘイヤのサラダの作り方

【材料】（2人分）
・スイカ：約450～500g（果肉部分で約300g強）
・モロヘイヤ：50g
・EXVオリーヴオイル： 大さじ2
・ホワイトバルサミコ酢： 小さじ2～3
・塩：ひとつまみ
・ミント：適量
・ナッツ類（今回はくるみ）：適量
・胡椒：適量

【作り方】
1.／スイカの皮をむき、3～4cmサイズに切り、細串などを使いやさしく種を取り、ボウルに入れ、EXVオリーヴオイルを馴染ませ、冷蔵庫で休ませる（20～30分）。

余裕あるサイズのボウルがおすすめ

2.／モロヘイヤの葉を外し、洗って、水気を拭う。

生食には鮮度のよいモロヘイヤを使う

3.／1のボウルを冷蔵庫から出し、ホワイトバルサミコ酢と塩を入れ、手早く馴染ませ、2のモロヘイヤイを合わせる。

スイカの果汁がサラダの美味しさの要

4.／器に盛りつけ、ミントとナッツを散らし、仕上げに胡椒を少々したら出来上がり。

食べる直前に冷蔵庫から出し、仕上げる

スイカにEXVオリーヴオイルをまとわせ、休ませることで、スイカ風味のオイルが出来上がります。そのスイカオイルに、ホワイトバスサミコ酢を入れ、“食べるスイカドレッシング”として仕上げます。
スイカの甘みに合わせたモロヘイヤの青い風味には、同じく青い爽やかさのミントを添わせ、ナッツを散らし、完成です。

（文・写真◎奥田ここ）
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切にし、無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda(https://www.instagram.com/kokookuda/