タケノコには孟宗竹・淡竹(はちく)・真竹など種類もいろいろで、地域によって3月~7月頃まで店頭に並びます。孟宗竹は米糠やとぎ汁で茹でてアク抜きしますが、淡竹・真竹など小ぶりな種類のものはえぐみも少ないので茹でてすぐに調理できます。今回は淡竹で手軽に調理できる白和えをご紹介します。タケノコはどんな種類のものでも出来ますので旬のものをお試しください。
【材料】
・タケノコ:130g(ゆであがり量)
新鮮な淡竹
・出汁:250ml
・淡口醤油:大さじ1
・木綿豆腐:200g
・白ゴマ:大さじ1杯半
・洗双糖(せんそうとう):大さじ2(上白糖でも可)
・塩麹:小さじ1
【作り方】
1./茹でたタケノコを長さ2cm幅2mmに切る。鍋に切ったタケノコを入れ出汁・淡口醤油を入れて中火弱で10分~15分汁気がなくなるまで煮る。
2./木綿豆腐を布巾・ペーパータオルなどで包み耐熱皿にのせて電子レンジ500w3分かけて水切りをする。電子レンジを使わずに重しをのせて15分置いて水切りしてもよい。
水切りは大切
3./白ゴマをよくすりザラザラ感が無くなったら、洗双糖・塩麹とすり合わせる。
白ゴマはよくする
4./水切りした豆腐を手でほぐしてすり鉢で舌触りがよくなるまであたる。
豆腐の舌触りは大切
5./舌触りがよくなった豆腐に味付けした白ゴマを入れてよく混ぜて、煮汁を切ったタケノコを和えて盛り付けて出来上がり。
タケノコの食感をお楽しみ下さい
奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。