暑い季節に冷蔵庫で冷やした作り置きの鶏ハムは、便利な一品です。今回は、下味に味噌を使い、更にオリーブオイルを使うことでしっとりと仕上がる鶏ハムを作ってみました。

鶏むね肉のさっぱりとした旨味に味噌のコクが合わさった鶏ハムは、それだけでも美味しくいただけますが、青紫蘇ソースを添えることで爽やかに食が進む鶏ハムになります。ベビーリーフやサラダ菜などと一緒にどうぞ！

青紫蘇ソースは、他にも茹でたじゃがいもやシーフードなどとも相性が良いので多めに作っておくのもおすすめです。

【材料】

◆鶏ハム

・鶏むね肉：2枚(約500～600g)

・味噌：40g

・生姜：10g

・ネギ：10g

・オリーブオイル：大さじ2

味噌とオリーブオイルで鶏ハム

◆青紫蘇ソース

・青紫蘇：10枚(1袋)

・くるみ：20g(ローストしたくるみ)

・オリーブオイル：大さじ1

・塩麹：小さじ1

・酢：大さじ1

青紫蘇ソースが爽やか

【作り方】

1.／生姜はすりおろし、ネギはみじん切りにして、味噌と混ぜ合わせる。

よく混ぜ合わせる

2.／鶏むね肉は、下味が入りやすいようにフォークなどで何ヵ所か挿しておく。鶏むね肉の表面に、1.で混ぜ合わせた味噌を全体にすりこむ。

鶏むね肉の両面にすりこむ

3.／2で下味をつけた鶏むね肉を耐熱性のジッパー付き保存袋に一つずつ入れ、オリーブオイルをそれぞれに1/2ずつ注ぎ保存袋の上からよくもみこむ。この後、1時間ほど、冷蔵庫で寝かせる。

保存袋に入れる

4.／冷蔵庫から取り出した保存袋の形を整え、アルミホイルで包む。アルミホイルは大きめにカットし、保存袋全体を包み、アルミホイルの端はしっかりねじってとめる。

保存袋が出ないように包む

5.／鍋にたっぷりのお湯を沸騰させ、静かに4.を入れる。この時、アルミホイルから保存袋が出ていると鍋肌についた時に破損するおそれがあるため、しっかりとアルミホイルで包んでおく。再沸騰したら弱火にして20分ほど煮て火を止め、更に20分置いて鍋から取り出し袋のまま冷ます。

落し蓋で浮いてくるのを止める

作り置きの場合このまま冷蔵庫に

6.／青紫蘇ソースを作る。青紫蘇3枚は、上に散らすために細く千切りにする。残りの青紫蘇は、ざく切りにする。くるみは、粗みじん切りにする。この青紫蘇とくるみ、オリーブオイル、酢、塩麹は、フードプロセッサーで撹拌する。

よく撹拌する

7.／冷めた鶏ハムは、味噌の旨味とオリーブオイルで柔らかくしっとりとした仕上がりになる。薄くスライスして盛り付け、青紫蘇ソースで爽やかさをプラス！

青紫蘇ソースはお好みで！

坂本広美／発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。