愛媛県宇和島市の「宇和島鯛めし」は、新鮮な鯛の刺身をのせたアツアツご飯に卵の黄身、出汁醤油をかけた究極の卵かけご飯と言われる郷土料理です。今が旬の真鯛の上品な甘味に卵の黄身のコク、出汁醤油の旨味が合わさると、ドンブリ一杯でもぺろりといける美味しさです。
「宇和島鯛めし」の作り方
鯛は比較的薄く切ると味がなじみやすくなります。ご飯はアツアツを用意し、一緒にのせる具材はお好みでOKです。
【材料】(1人前)
・鯛の刺身:薄切りで5~8枚程度
・卵の黄身:1個分
・ワカメ:適量
・キュウリ:適量
・煎りゴマ、すりゴマ:適量
・わさび:少々
・青紫蘇、万能ネギなど:適宜
<出汁醤油>
・鰹出汁:大さじ2
・醤油:大さじ1
・日本酒:大さじ1/2
・砂糖:小さじ1
【作り方】
1./鯛をサクで買った場合は、なるべく薄めに切る。
鯛を薄めに切る
2./ワカメは水で戻して茹でて切る。キュウリは薄切りにしておく。
3./卵を割り、黄身だけを取り出しておく。
4./出汁醤油をつくる。鰹出汁に醤油、日本酒、砂糖を入れてよく混ぜておく。
5./アツアツのご飯に1,2をのせ、真ん中に卵の黄身をのせてゴマをふる。青紫蘇や万能ネギをかけ、わさびをのせて出来上がり。
宇和島鯛めしはアツアツご飯で作るので、刺身が温まる前に、作ったらすぐ食べるのがおすすめです。多めの出汁醤油、卵の黄身とからめてサラサラとかきこんでみてください。絶品です。
出汁醤油をかけて召し上がれ
(文責・編集部)