店頭に秋鮭が並ぶ季節なりました。今年は不漁ということですが、やはり旬の秋鮭にこだわって北海道名物の「鮭のちゃんちゃん焼き」を作ります。「ちゃんちゃん焼き」の名前の由来は“ちゃっちゃと作れるから”、“お父ちゃんが作るから”、“焼く時に鉄板とヘラがあたってちゃんちゃんと音を立てるから”、など諸説あります。フライパンでも簡単にできるので、秋鮭に脂がのって来た今の時季に味わいましょう。
「秋鮭のちゃんちゃん焼き」の作り方
秋鮭は皮ごと焼きます。生でなく塩鮭でもできますが、その場合は味噌を控えてください。
【材料】(1人前)
・秋鮭:1切れ
・キャベツ:3~4枚
・玉ねぎ:1/3個
・にんじん:1/5本
・しいたけ:2~3個
・バター:大さじ1
・味噌:大さじ1
・日本酒:大さじ1
・砂糖:大さじ1/2
・本味醂:大さじ1/2
・塩こしょう:少々
【作り方】
1./鮭に塩こしょうを振る。塩鮭の場合こしょうのみ振っておく。
2./キャベツは5mm幅程度のざく切り、にんじんは5mm厚さぐらいの短冊切り、玉ねぎ、しいたけも同様に5mm厚さぐらいに切っておく。
材料を用意
3./フライパンを熱してバターをひき、鮭を身の方から焼く。焼き目がついたらひっくり返し、鮭の周りに2の野菜を置く。この際、にんじんや玉ねぎなど、火が通りにくいものを下に敷くと良い。最後にキャベツをのせる。
身の方から焼く
野菜は山盛りでたっぷり
4./味噌、日本酒、砂糖、本味醂を溶いておき、3の上からかける。ふたをして蒸し焼きにする。
味噌をかけて蒸し焼きに
5./鮭が香ばしく焼け、野菜も火が通ったら、身を大きめにほぐして野菜と混ぜて出来上がり。
身を大きめにほぐす
出来上がり
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