長野市は魚介類の缶詰の購入量が全国第4位(総務省統計局家計調査、2016~2018年)です。信州ではサバや鮭、鰯などの魚の缶詰が昔からいろいろな料理に使われています。中でもサバの水煮缶とタケノコの味噌汁は、信州北信地区では定番の味噌汁です。出汁は昆布とサバ缶の汁を使い、野菜はタケノコの他、大根や人参、ゴボウなど何でも合います。
サバの水煮缶とタケノコの味噌汁の作り方
今回は水煮の細身のタケノコと大根、人参を入れます。これから寒くなる季節、あたたかい具だくさんの味噌汁が何よりのごちそうです。サバ缶の汁を出汁がわりに入れるので、サバに含まれるDHAとEPAを残らず美味しくいただけるのがうれしい一品です。
【材料】
・サバ缶:1個(150g程度)
・タケノコ:100g
・大根:50g
・人参:50g
・味噌:適宜
・長ねぎ:大さじ1
【作り方】
1./大根と人参は2~3mmのいちょう切り、タケノコは1cm程度の長さに切っておく。
タケノコは普通のものでもOK
2./鍋に出汁昆布を入れて火にかけ、1とサバ缶の汁のみ入れて野菜が柔らかくなるまで煮る。
3./野菜が柔らかくなったら、味噌を溶いて入れる。味噌の量はサバ缶の塩分が異なるので、味を見ながら調整する。
4./サバの身を静かに入れる。サバはすぐ崩れるので、入れたらあまりかき混ぜないようにする。長ねぎをたっぷりのせて出来上がり。
七味唐辛子を振って