酸っぱさを手なづけるその5~ほたてのいちご三杯酢仕立て

カテゴリー:レシピ 投稿日:2023.04.20

酸っぱさを手なづけるその5は、フルーツ×酸っぱさのお刺身メニュー。
米酢と醤油を合わせた二杯酢や米酢と醤油とみりん(または砂糖)を合わせた三杯酢は、魚介や野菜、様々な食材を楽しませてくれる調味料。今回はそれらの味の決め手となっている米酢に、甘みとやわらかい酸っぱさをもついちごと合わせてみました。
味がぶつかりそう?と思われるかもしれませんが、混ぜるだけでお互いが引き立てあう三杯酢に仕上がります。

 

いちご✕酸っぱさ、ほたてのいちご三杯酢仕立ての作り方

【材料】(2人分)
・ほたて(お刺身用):70~80g
・ケール:適量
・米酢:小さじ2と1/2
・淡口醤油:小さじ1/2弱
・いちご:1個
・わさび:適量

 

【作り方】
1./ほたてを7~8mmほどの短冊切りにし、冷蔵庫に入れる。

横にスライスしてから短冊切りに

 

2./ケールを洗い、7~8mmの四方切りにする。

3./いちごを洗い、7~8mmの四方切りにする。

4./ボウルに米酢と淡口醤油、3のいちごを入れ、馴染ませる。

つぶさないようやさしく馴染ませる

 

5./4のボウルに、1のホタテと2のケールを入れ、手早く和え、盛り付けをし、わさびを添えたら出来上がり。

ほたてにいちごの三杯酢をまとわせる

 

平皿より鉢型の器の方が食べやすい

 

米酢の酸っぱさをふくよかに、まろやかにしてくれるのがいちご、やさしい酸味で爽やかな三杯酢に仕上がります。
お刺身というと、大根のツマや海藻類などが添えられることが多いのですが、今回はぜひケールがおすすめです。ケールのビターな風味がホタテの刺身を引き締めてくれます。

 

(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切にし無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda(https://www.instagram.com/kokookuda/)

 

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編集部
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