梅醤は、江戸時代から使われてきたとされる調味料です。裏漉(うらご)しした梅干しとみりんを煮詰めて作り、梅干しほど酸っぱくなく、ほのかな甘さで使い勝手がよいです。爽やかなセロリのスプラウトと笹かまと和えると、春らしいおつまみになります。梅醤が余ったら、ご飯のお供、お刺身や野菜スティックにつけても美味しくいただけます。
梅醤の笹かま和えの作り方
梅干しは水に浸けて塩抜きしてから、裏漉しします。塩味も残したいなら、塩抜きは省略しても可。みりんとともに火にかけて、木ベラで練りなら煮詰めます。笹かまとセロリスプラウトを食べやすくきり、梅醤で和えて出来上がり。梅醤は甘めがお好みなら、分量外の砂糖を少し加えて練り、調整してもよいでしょう。
【材料】
〈梅醤〉作りやすい分量
・梅干し:5~6個
・みりん:50ml
・笹かま:3枚
・セロリスプラウト:少々(約10g)
【作り方】
1./梅干しを1~2時間、水に浸けておく(省略可)。
2./梅干しを取り出して種を除き、ザルなどで裏漉しする。
種を除いて裏漉しする
3./みりんとともに小鍋に入れ、火にかける。木ベラで煉りながらみそ程度の固さになるまで煮詰め、器に移して冷ます。
梅干しとみりんを火にかける
練り上がった梅醤
4./セロリスプラウトは根元を切り落とし、洗って水気を切る。笹かまは斜め切りにする。3の梅醤小さじ1~2と和えて出来上がり。
材料と梅醤を和える
出来上がり
(文責・編集部)
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