こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
「ルバーブ」という野菜をご存知でしょうか?「ルバーブ」は、欧米では古くから栽培され、ジャムやケーキ、パイ、サラダなどとして食べられていて、家庭料理で馴染みのある野菜の一つです。日本でも近年の健康志向により注目されています。整腸作用のある食物繊維やカリウムが豊富で、ビタミンCをはじめとしたビタミン群も豊富に含まれています。おもな産地は北海道や長野県で、5~9月が旬と言われています。
砂糖で煮詰めればジャム、塩で煮詰めれば練り梅
見た目はふきに似ていて、葉には毒性があり食べられませんが、茎の部分が食用になります。「ルバーブ」の茎は、赤色や緑色がありますが味に大きな違いはありません。強い酸味と苦味が特徴で、その特性を生かして海外在住の日本人は、なかなか手に入れることの出来ない梅干しの代用として「ルバーブ練り梅」を作っているといいます。
作り方は梅干しを作るより簡単で、「ルバーブ」に塩を加え煮詰めるだけ。見事に酸っぱい梅干しの味が再現され、練り梅が出来上がります。
ルバーブで「練り梅」の作り方
【材料】
・ルバーブ:200g
・塩:小さじ2〜(お好みで調整してください)
【作り方】
1./ルバーブは1cmくらいに切り、鍋に入れて塩をふって混ぜておく。30分くらい放置すると水分が出てくる。
ルバーブから出た水分だけで煮る
2./水分が出たら火にかけ、繊維を潰しながら中火で10分くらい煮詰めていく。繊維がほぐれたら出来上がり。
わずか10分でトロトロに
おにぎりや和え物に
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンオーナー。エステティシャン歴17年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。