カチューユとは「鰹湯」のこと。鰹節にお湯を注ぎ、味噌や醤油少々を加えた飲み物です。沖縄では、元気がないときやカゼのときに飲むお母さんの味(【ミネラル不足には、沖縄のカチューユ(鰹だし)が効く!】参照)。鰹のタンパク質が微生物の力で分解されたアミノ酸やイノシン酸のほか、リンやカルシウム、カリウム、ビタミンDなどをそのまま摂ることができます。
カチューユは、刻みネギやおろし大根、わかめや切り干し大根などの乾物など、様々な材料を加えてアレンジができます。なかでもおいしかったのが、日本が誇る健康食材「納豆」と「梅干し」。シンプルなのに味のバランスもよく、忙しい朝にもぴったりです。
●納豆カチューユ
古くから日本人の活力の元であった納豆を使った、食べ応えのあるカチューユ。
【材料】
・鰹節:3g
・納豆:1/2パック(20g程度)
・味噌:少々
・海苔:少々
・湯:180cc
【作り方】
1./味噌を湯少々で溶いておく。
2./1に鰹節、納豆を入れ、湯を注いでかき混ぜる。
3./海苔を散らす。
●梅干しカチューユ
梅干しのほのかな酸味と鰹節の香りがマッチした疲労回復にぴったりのカチューユ。
【材料】
・鰹節:3g
・梅干し:1個
・湯:180cc
【作り方】
1./器に鰹節、梅干しを入れ、湯を注いでかき混ぜる。
2./梅干しを崩しながら頂く。