タレが決め手のごはんメニューその1は、みんな大好きな照り焼き味のつくねをそえたごはんです。
照り焼きのあまじょっぱいタレはごはん泥棒まちがいなし。今回は、作りやすく火入れもやさしい鶏のつくねを使ってご紹介いたします。
醤油とみりんをベースにしたタレをまとわせるように焼きあげます。鶏つくねの照り焼きはそのままでも美味しいのですが、つくねの旨みとタレを一緒にいただくごはんも格別です。
鶏つくねの照り焼きごはん
【材料:1人分】
・鶏ひき肉(もも):150g
・玉ねぎ:50g
・卵:1個
・片栗粉:小さじ1
・油:適量
・コリアンダーパウダー:少々
・塩:少々
・胡椒:少々
・青ねぎ:適量
<タレ>
・醤油:大さじ1
・みりん:大さじ1
・日本酒:大さじ2
・ごはん:1杯
【作り方】
1./玉ねぎを粗みじん切りにする。
2./卵を卵黄と卵白に分ける。
3./2.の卵白を溶き、塩少々入れて混ぜる。フライパンに油を入れ温め、卵白をざくざくっと炒め、コリアンダーパウダーと胡椒をし、フライパンから取り出しておく。
卵白のスパイススクランブルエッグ
4./鶏のひき肉と塩少々をボウルに入れ、こねる。
5./ 2.の卵黄を溶き、小さじ1杯ほどを残し、残りを4のボウルに入れ、さらにこねる。
6./1.の玉ねぎの水気をしぼり、5のボウルに入れ、さらに片栗粉も入れ、手早くこね小判型に形を整える(5~6個分)。
手に少々の油をつけると作りやすい
7./フライパンに油を少々入れ、6の鶏肉を弱火と中火の間ぐらいで、両面をこんがり焼く。
8./7に、醤油・みりん・日本酒を入れ、中火にし、時々フライパンを動かしつつ、スプーンでタレをつくねにかけながら焼く。
こんがり焼き目にタレをまとわせる
9./タレにとろみが出てきたら、火を止める(残ったタレは捨てない)。
10./器にごはんを盛り、9の鶏つくねをのせ、3の卵白を散らし、タレを回しかけ、刻んだ青ねぎを散らし、仕上げに5で残しておいた卵黄をまわしかけたら出来上がり。
青ねぎのほか、大葉などもOKです
味の決め手のタレ、それらの調味料を入れてからは焦げつきやすくなります。時折フライパンをやさしくゆすり、タレをスプーンで回しかけながら焼いてください。冷めても美味しい鶏つくねの照り焼きです。ぜひお試しください。
(文・写真◎奥田ここ)
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切にし無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda(https://www.instagram.com/kokookuda/)
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