日本酒の製造工程で副産物として得られる酒粕は、美容や健康に嬉しい栄養が豊富な発酵食品です。寒さや忙しさに疲れてくる12月にかけて、酒粕を使った料理でエネルギーをチャージしてはいかがでしょうか。ほんのり酒粕の風味漂う鶏つくねに、熱々の甘酢きのこあんをかけていただきます。おなかの中からポカポカしてきます。
酒粕入り鶏つくねのきのこあんの作り方
酒粕はちぎってしょうが絞り汁でふやかし、きのこ類は食べやすい大きさに切っておきます。酒粕をよく練り、鶏挽き肉、片栗粉、塩を加えてよく混ぜ、肉種を作ります。平たく丸めてフライパンに並べ、こんがり焼きます。中まで火が通ったら取り出し、同じフライパンできのこあんを作ります。きのこ類をしんなりするまで焼いて調味し、水溶き片栗粉でとろみをつけたら、つくねにかけて出来上がり。
【材料】
・鶏挽き肉:150g
・酒粕:30〜40g
・しいたけ:3枚
・エリンギ:1本
・片栗粉:小さじ2
・しょうが絞り汁:小さじ1
・塩:少々
・油:大さじ1
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・しょうゆ:大さじ1
・酢:大さじ1
・酒:大さじ1
・みりん:大さじ1/2
・砂糖:小さじ1
・水溶き片栗粉:大さじ1
【作り方】
1./酒粕はちぎってボウルに入れ、しょうが絞り汁を加えてふやかす。しいたけは軸を取って薄切りにする。エリンギは縦半分に切って細切りにしておく。
きのこ類を切っておく
2./酒粕を練り、鶏挽き肉、片栗粉、塩を加えて粘りが出るまでよく混ぜる。
鶏肉と酒粕をよく混ぜる
3./フライパンに油を熱して、2をひと口大の平らに丸めて並べる。こんがり焼けてきたら裏返し、弱火にしてフタをして中まで火を通す。
こんがり中まで火を通す
4./3の鶏肉を取り出し、余分な油等をキッチンペーパーで軽く拭き取る。しいたけとエリンギをさっと炒め、水溶き片栗粉以外のAを加える。ひと煮立ちさせたら水溶き片栗粉でとろみをつけ、鶏肉にかけて出来上がり。
きのこあんを作る
出来上がり
(文責・編集部)
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-46-8
◎入手方法
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