黒麹甘酒 de パンナコッタ

カテゴリー:発酵食品全般 投稿日:2023.02.27

泡盛や焼酎作りに欠かせない黒麹は、黄麹に比べてデンプンの分解力が弱く、クエン酸を多く生成する特徴があります。黒麹とお米で作られた黒麹甘酒は、クエン酸による酸味と甘みのバランスが良くとてもフルーティな味わいです。

黒麴甘酒のフルーティな美味しさを活かして、腸も整う健康的なパンナコッタを作ってみました。パンナコッタは、生クリームの濃厚な味わいとプルンとした食感が美味しいイタリアのデザートです。黒麹甘酒のフルーティな酸味をプラスすることで、クリームの濃厚な味わいに爽やかさが加わり美味しいデザートのできあがりです。

 

【材料】

・黒麴甘酒:適量(カップの大きさに合わせて)

・牛乳:200ml

・生クリーム:200ml

・甜菜糖(てんさいとう):50g

・粉ゼラチン:5g(ゼラチンによって、固まる水分量に合わせた量にする)

・バニラエクストラ:小さじ1/2

・クコの実:適量

フルーティな黒麴甘酒

 

【作り方】

1./粉ゼラチンを水にふり入れてふやかしておく必要のあるものは、用量に従って下準備する。直接固めるものに入れるタイプの粉ゼラチンを使う場合は、下準備の必要がない。

 

2./鍋に生クリーム、牛乳、甜菜糖を入れて中火にかける。

生クリームと牛乳でこっくりと

 

3./鍋肌がふつふつと温まってきたら、火を止めてゼラチンを加えてよく混ぜ合わせ溶かす。ゼラチンが溶けたら、バニラエクストラを加えて濾し器で濾しながらボウルに移す。

沸騰させないように気を付ける

 

4./3のボウルを、氷水にあてて冷やしながら混ぜ合わせる。とろみがつくまで冷めたら、容器に分け入れる。冷蔵庫で冷やし固める。

容器に入れて冷やし固める

 

5./クコの実は、水にいれて戻しておく。

 

6./4で冷やし固めたパンナコッタを食べる直前にそれぞれの容器に黒麹甘酒を小さじ1ずつぐらい(容器の大きさや好みによって量は加減する)入れて、5のクコの実の水分を拭いてトッピングしてできあがり!

クコの実の紅で彩を添えて

 

坂本広美/発酵食品ソムリエNo.111。発酵料理愛好家。スクールカウンセラーなど子育て相談も務め、子どもの心とからだの成長発達に大切な「食」を親子で楽しむイベントなどを開催。

 

発酵手帳2023年版、人気です!発売中!

『発酵手帳 2023』

文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)

464頁

定価:本体2,000円+税

発行:株式会社IDP出版

ISBN978-4-905130-41-3

 

◎入手方法

全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。

 

  •                    

\  この記事をSNSでシェアしよう!  /

この記事が気に入ったら
「いいね!」しよう!
小泉武夫 食マガジンの最新情報を毎日お届け

この記事を書いた人

編集部
「丸ごと小泉武夫 食 マガジン」は「食」に特化した情報サイトです。 発酵食を中心とした情報を発信していきます。

あわせて読みたい