独特の旨みと辛みの白菜キムチ、今回は野菜の中でも個性的な位置付けで独特の風味がアクセントになるケールと合わせていただきます。
インパクトのある青みと苦みを身上とするケールは、歯ざわりもしっかりとしているので加熱調理で使われることも多いのですが、爽快な味わいを感じられる生食もおすすめで、白菜キムチとも好相性。ひとあじ違った「ケール×白菜キムチ」のサラダです。
ケールと柿の白菜キムチサラダの作り方
【材料】(2人分)
・白菜キムチ:50g
・アボカド: 1個
・柿:1/4個
・ケール(またはカーリーケール):1枚
・レモン(搾り汁):1/2個分
・ごま油:小さじ1
・黒胡麻:小さじ1
・塩:少々
【作り方】
1./白菜キムチを粗く刻む。
2./ボウルにレモンを搾る。
3./アボカドを1~2cmほどのさいのめ切りにし、2のボウルに入れる。
4./柿を1~2cmほどのさいのめ切りにし、2のボウルに入れる(アボカドよりすこし小さめがよい)。
5./アボカドと柿を2のボウルのレモンの搾り汁になじませ、数分マリネする。
むらなくレモンの果汁に触れさせる
6./ケールをひとくちサイズに切る(太い軸の部分は除く)。
葉のラインが特徴的カーリーケール
7./黒胡麻を炒り香りを出す。
8./5のボウルに、7の黒胡麻とごま油を入れ、混ぜ合わせ、1の白菜キムチと6のケールを入れ、さらに塩を少々入れ、手早く和え、器に盛りつけたら出来上がり。
銘々盛りでおもてなしのひと皿にも
独特の味わいを持つ白菜キムチとケールを美味しくつないでくれるのは柿とアボカドです。アボカドにまとった柿の爽やかな甘みと酸みが、個性派同士の白菜キムチとケールをマリアージュさせてくれます。普通のケールのほか、苦みと食感がやさしいタイプのカーリーケールもおすすめです。また柿は店頭で選べる場合は糖度が低めのものがマッチします。白菜キムチの味わいに、新しい景色が広がります。ぜひ作ってみてください。
奥田ここ
国内外各地の市場を「師」とあおぎ、様々なスタイルでの和食及びイタリア家庭料理の料理教室を主宰。各種媒体・広告へのレシピ提供や食材産地の取材および食に関する企画・執筆、オーダーメイド仕様の出張料理など、国内外問わず活動中。素材の味を大切にし、無駄なく使い切る献立作りを心掛けている。
kokookuda(Instagram)
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