柿が旬です。スーパーマーケットや青果店の店頭でつややかな柿色が目に飛び込んできます。柿は9月頃から店頭に並びはじめますが、買ってはみたものの、冷蔵庫のなかで眠らせたまま、ついつい食べそびれ、気がつくと熟れすぎて実がやわやわになってしまった経験はありませんか?
「これはもう無理かな」と、あきらめるのはちょっと早い!
熟れすぎて、食べる頃合いを逃してしまった柿を、捨てずに美味しくいただける秘訣があります。それはジャムにしてしまうこと! 塩こうじを少し加えることで、柿本来の甘さが際立ち、深みも増したジャムに早変わりしますよ。
クリームチーズとともに、焼きたての食パンの上にのせて食べてみると、これはもう病み付き間違いなしのうまさ! レモンの酸味を加えることで、どことなくアプリコットのような味わいも感じられます。熟れすぎていても、捨ててしまうのはまだ早い。美味しい保存食に早変わりの「塩麹柿ジャム」、ぜひ試してみてください!
塩麹柿ジャムの作り方
【材料】
・熟した柿:2個
・塩麹:小さじ1
・砂糖やはちみつなどの甘味料:小さじ2(柿の甘さに合わせて調節)
・レモン汁:小さじ1
【作り方】
1./ボウルに、完熟柿を手で剥きながら、果実のみを入れる。(種ありの場合は種を取り除く)
皮を入れないように注意しながら
2./1に塩麹と甘味料を加え、軽く混ぜて10分ほど放置する。
すこし放置させて材料をなじませる
3./2を鍋に入れ、10分ほど弱火で煮詰め、火を止めレモン汁を加えたら完成。冷蔵保存して1週間ほどで食べきりましょう。
ドロッとしてくるまで煮詰める
熟れた柿で甘さも際立つジャム!
クリームチーズとの相性抜群!