キムチ鍋に惹かれるけれどイマイチ味つけがわからない、という方にお勧めのレシピです。ひと手間かけることで絶品になります。
キムチに豊富に含まれている乳酸菌は胃酸に強く、腸に生きたまま届きやすいといわれています。辛味成分のカプサイシンは新陳代謝を促進し、冷え性改善や脂肪燃焼、疲労回復などの効果が期待できます。食べ終えた後は体の芯からほかほか温まりますよ。ぜひお試しください。
絶品キムチ鍋の作り方
キムチと豚肉をゴマ油で炒め、みそとみりんで味つけします。ぜひ加えてほしいのが、鱈(タラ)と油あげとニラ。他はいつもの具材でどうぞ。春菊は水菜に、エノキはシメジに代用可能です。
【材料】(2人分程度)
・キムチ:200g程度
・豚肉:100g
・ゴマ油:大さじ1
・みそ:大さじ1
・みりん:大さじ1
・油揚げ:1枚
・鱈:1切れ
・白菜:適量
・ネギ:適量
・豆腐:半丁(1/2パック)
・エノキ:適量
・モヤシ:適量
・春菊:適量
・ニラ:適量
・水:適量
【作り方】
1./油揚げを熱湯にくぐらせて油抜きし、短冊に切っておく。その他の材料も、食べやすい大きさに切っておく。
材量を準備しておく
2./鍋にゴマ油を入れ、キムチと豚肉を炒める。
このひと手間がコツ
3./豚肉に軽く火が通ったら、みそとみりんを加えて、よく混ぜながら炒める。
みそとみりんで味つけ
4./全体によく混ぜ合わせたら、半量を別の容器に取り出しておく。
5./ニラと春菊の葉以外の材料を、鍋に入れる。水を鍋の高さの1/2程度入れる。
水の量は鍋によって異なる
6./蓋をして、強めの中火で加熱する。沸騰したら、弱火に落とし、ニラと春菊の葉を加える。
7./熱々を召し上がれ。味が薄くなってきたら、4で取り置いておいたキムチとみそを加える。水分が足りなくなったら、適量を足す。
体の芯から温まる
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しっかり満腹に
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。2021年に発酵食品ソムリエの資格を取得。
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