こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
通年通して野菜売り場で見かけるようになった大根ですが、本来の旬は秋から冬の今の時期。空気が乾燥して寒くなってくると、身を守るために糖分が増すので、梨のような甘味を味わえます。また、他の季節の大根に比べると、太くて柔らかいのも特徴。柔らかくて甘味と旨味が増すので、鍋や煮込み料理に最適です。
新鮮で美味しい大根の見分け方
●太いものより細身でまっすぐ長いものを
スラッとまっすぐ成長した大根は、柔らかい土で深くまで栄養分を求めて成長した証です。まっすぐ成長した大根は、ひげ根の位置もまっすぐ揃っていて甘くて美味しいのが特長。しかし、成長の過程で石があったり土が固かったりして曲がってしまうと、苦労をした分、辛い大根になってしまいます。
まっすぐな大根が甘い!
●葉がついていて、大根の先が丸みをおびているものを
葉付きの場合は、葉が緑色でみずみずしいものが新鮮です。しかし、葉付きのまま保存すると葉に栄養分を取られてしまうので、買ってきたらすぐに切り落としましょう。冷凍保存してもよし、大根の葉のふりかけにしても栄養満点です。
また、大根の先が尖っているものは、まだ熟しきっていないため甘みは控えめ。それに対して、先端が丸いものは熟しているので糖度の高い大根になります。
先端は丸い方が甘い!
●しなびても捨てないで!水に浸けて救済
使いきれず野菜室でしなしなになってしまった大根も、水分が抜けてしまっただけで腐っているわけではありません。そのまま煮物や炒め物に使えますが、水に1~2時間浸(つ)けておくだけで元のふっくらした大根に戻ります。
水に浸けるだけでシャキシャキに
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンMalinoオーナー。エステティシャン歴20年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。
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