こんちは、発酵美容家のザイマリです。
寒い冬の定番といえば「こたつでみかん」でしたが、近年のこたつ文化が失われてきたこともあり、みかんの消費量は激減しています。とはいえ、ビタミンCも豊富で風邪予防、免疫力アップにもつながるといわれ、ぜひ食べておきたいみかん。スーパーで買う時は糖度表示を見て買ったり、何となく濃いオレンジ色のみかんを選んでみたり、悩ましいところです。品種によって差はありますが、本当に甘くて美味しいみかんを見極めるにはどういったところに注意すれば良いのでしょうか?
甘くて美味しいみかんの見分け方
●色が濃く平べったいものを選ぼう
みかんは熟してくるとカロチノイドという色素成分が生成され、黄色→オレンジ色になってきます。基本的には濃いオレンジ色のみかんを選びましょう。
また品種にもよりますが、成熟するにつれて縦方向から横方向に成長していきます。見た目の良いまん丸のみかんより平べったいものの方が、酸味が少なく糖分が多い傾向にあります。
平べったいみかんの方が甘い
●ヘタの色は黄色く、軸は細いものを
みかんは熟してくると緑色→黄色→オレンジ色と変わっていきます。ヘタも同様に熟してくると緑色から黄色または、茶色っぽく変色してきます。
また、ヘタの中央にある軸が大きいものは水分の供給が多く、早く成長したため大味になりがちです。軸が細くじっくりと成長したものの方が甘くなります。
左:軸が太い 右:軸が細い
●皮が薄く、表面のブツブツが細かいものを
皮はハリとツヤが良く、皮と実の間に隙間がなくギリギリまで詰まっているものが水分量が多くジューシーです。
また、表面のブツブツ「油胞(ゆほう)」が細かく沢山見えるものの方が、細胞分裂が十分に行われ熟成した果実と考えられています。
小袋の形がわかるくらいのものを
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンMalinoオーナー。エステティシャン歴17年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。
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