失敗しないアボカドの見分け方

カテゴリー:レシピ 投稿日:2021.11.14

こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
スーパーで1年中並んでいるアボカドのほとんどが輸入品ですが、最近人気の国産アボカドは幻と呼ばれているくらい希少性が高く、10月から年始にかけてのこれからが旬になります。
お店で買ってきたアボカドが固かったり、追熟させようと思ったら傷んでしまったり、ちょうど良い状態を選ぶのが難しいのがアボカド。見極めるためにはどういったことに注意すればよいのでしょうか?

 

失敗しないアボカドの見分け方

 

●まずは色で見分ける
すぐに食べる場合は、全体に皮が黒色になり、優しく握ってみて柔らかいものを選びましょう。
すぐに食べない場合は、真緑色のアボカドでは常温で約1週間、黒と緑色の混じったものなら2~3日程度、常温で追熟させましょう。
紙袋に入れて保存すると熟成を早めることができます。
また、バナナやリンゴと一緒に保存するとエチレンガスが出て、常温で置いておくよりも早く追熟させることができます。

タイミングに合わせて色を見る

 

●柔らかすぎず弾力のあるものを
触った時に弾力があり皮にハリがあるアボカドは食べ頃の証拠です。
固すぎるものは追熟させれば良いですが、柔らかすぎたりフワフワするものは、切ったときに中が変色して黒ずんでいたり、茶色や黒っぽい筋が入っていたりして熟しすぎたり、傷んだりしています。

 

●買う時は“ヘタ”をよく見て!
ヘタが取れておらず、ヘタと皮の間に隙間がないものが美味しい可能性が高いでしょう。
アボカドは追熟していくとヘタと皮の間の隙間が大きくなります。
熟しているものがお好みの方は、ヘタが沈み、隙間が少しだけあるものを選ぶと良いでしょう。隙間が大きいのは熟しすぎのサインです。
ヘタが取れて黒ずんでいるものは、中が傷んでいる可能性があり注意が必要です。

左:熟しすぎ 右:食べ頃

 

●食べる直前まで冷蔵庫には入れない
アボカドは一度冷蔵庫に入れると、追熟できなくなります。
冷蔵庫から再び出して常温に戻しても追熟しないので、熟していないアボカドは常温で保存して好みの食べ頃になってから、冷蔵庫に入れましょう。
切ったアボカドの半分を保存する場合は、種付きの方の皮を剥かずに保存しましょう。その際は、切り口にレモン汁をかけて密着するようにラップをして冷蔵庫で保存します。

半分保存する時は種付きの方を

 

●切った後に固いアボカドだったら…レンジでチン!
切ってみたらまだ固かった! そんな時は、種を取り、皮付きのまま600wの電子レンジで1分〜1分半(熟し加減によって調整)温めましょう。生で熟したものよりは風味は劣りますが柔らかくなり、ディップや糠漬けにおすすめです。
変色防止効果もあります。

 

ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンMalinoオーナー。エステティシャン歴17年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。

 

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この記事を書いた人

編集部
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