こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
スーパーなどで梨が出回りはじめると、秋の訪れを感じますね。
日本で主に出回っている“和梨”は大きく分けて2種類あり、豊水や新高(にいたか)、あきづき、幸水などの皮が褐色の“赤梨”と、二十世紀梨や秋麗(しゅうれい)などの皮が黄緑色の“青梨”とがあります。
梨は一般的に、大きくて重い方が、味が濃く美味しいといわれています。硬めで形がよく、皮に張りがあるものを選びましょう。また、梨は追熟しない果物ですので、購入の段階で以下を参考に見極めてください。
美味しい梨の見分け方
●表面がツルツルしているものを選ぼう
梨表面にあるザラザラとした点は“果点コルク”と呼ばれ、未熟なうちはザラザラしており、熟すにつれて目立たなくなっていきます。そのため木になっている状態で完熟するにつれ表面の皮がなめらかになり、果実も柔らかくなり甘味も増します。梨は食べ頃に収穫しているので、購入したら新鮮なうちに召し上がってください。
果点コルクが薄くなったら食べ頃
●おしりがふっくらしてる方が甘い
梨は、おしり(枝がついてない方)に甘みがたまります。
まん丸の梨よりも、少し横に平べったくなっている梨の方が甘みを多く感じられます。
おしりがふっくらしている梨
●赤梨は熟すと皮が赤茶色になってくる
食感は柔らかく、甘みが強い“赤梨”は、熟してくると皮が赤茶色になってきます。
幸水、豊水のような赤梨
●青梨は熟すと皮が黄色になってくる
シャキシャキっとした食感で甘みと酸味のバランスが良い“青梨”は、熟すと皮が緑色から黄色みがかってきます。
二十世紀梨などの青梨
●美味しい食べ方
梨は、長時間冷やし過ぎると味が薄れてしまうので、食べる1時間程前に冷蔵庫で冷やすようにしましょう。
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンMalinoオーナー。エステティシャン歴17年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。