こんにちは、発酵美容家のザイマリです。
「けんさ焼き」は、おにぎりの上に甘味噌をぬって焼いた新潟県の郷土料理です。「けんさし焼き」「けんしん焼き」「けんさん焼き」ともいわれ、上杉謙信が兵糧として、冷えて固くなったおにぎりを剣先に刺して焼いて食べたのがはじまりといわれています。
特に正月や祝い事の後の夜食として古くから伝わる郷土食で、近年では新米の収穫を祝う行事食にもなっています。
上に塗る味噌をねぎ味噌やごま味噌にしたり、柚子胡椒をつけたり、熱々の番茶や出汁をかけて食べるご家庭もあり、どこかほっとする後世に残したいふるさとの味です。
新米収穫祝いに「けんさ焼き」
【材料】
ごはん:お茶碗2杯分
おろし生姜:小さじ1
味噌:大さじ1と1/2
砂糖:大さじ1
1./ごはんを円盤状ににぎる。おろし生姜、味噌、砂糖を混ぜ、甘味噌を作っておく。
生姜のきいた味噌が美味
2./円盤状のおにぎりに甘味噌を塗り、フライパンや焼き網、オーブントースターでなどで両面をさっと焼く。
甘味噌は焦げやすいので注意
ザイマリ/完全紹介制食育エステティックサロンMalinoオーナー。エステティシャン歴20年。企業や団体への講演やセミナー講師・執筆業・食育指導など多岐にわたり活動中。
発酵手帳2023年版、大人気!発売中!
『発酵手帳 2023』10月4日発売
文庫版サイズ(厚さ1.6×横10.5×縦14.8cm)
464頁
定価:本体2,000円+税
発行:株式会社IDP出版
ISBN978-4-905130-41-3
◎入手方法
全国の書店やインターネットサイトなどで販売しています。