野趣豊かな「キノコのオーブン焼き」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2022.09.30

市場に出回っているキノコは、洗う必要がありません。十分に品質管理されているからです。洗うと栄養や風味が流れ落ちてしまううえに、食感もまずくなります。菌床やおがくず、汚れが付いている場合は、濡らしたキッチンペーパーか布巾で拭き取ってください。それでも取れない汚れは、さっと水洗いし、キノコが水を吸収しないうちにキッチンペーパーで水気を取りましょう。キノコ5種の下処理の仕方と、キノコと調味料のみの簡単にして美味しいレシピをご紹介します。

 

今回使うキノコ5種

 

キノコの下処理の仕方
今回使うのは、シイタケ、エリンギ、シメジ、エノキ、マイタケの5種。それぞれの下処理の仕方は、以下です。

シイタケ:石づきを切り落とせば、軸も食べられます。軸と傘は硬さが違うので、切り分けて調理します。
エリンギ:石づきを取り、手で裂きます。長すぎる場合は、半分に切って裂きます。
シメジ:石づきを切り落とし、手でほぐします。
エノキ:菌床を切り落とし、手でほぐします。
マイタケ:手でほぐします。

 

キノコ狩りで採った場合は、土壌によって汚れている場合がありますので、その際は必要に応じて水洗いしてください。

 

キノコのオーブン焼きの作り方
【材料】(4~5人前)
・シイタケ:1パック(約190g)
・エリンギ:1パック(約100g)
・シメジ:1パック(約120g)
・エノキ:1パック(約190g)
・マイタケ:1パック(約120g)
・オリーブオイル:大さじ3
・バルサミコ酢:大さじ2
・砂糖:小さじ1
・塩:小さじ1/2
・こしょう:少々

 

【作り方】
1./オーブンを190度15分に予熱設定する。
2./5種のキノコを上記に従って、下処理する。

シイタケとエリンギの下処理

 

3./オーブントレーに、キノコをほぐして並べ置く。四方から取りやすいようにバランスよく並べると、食べる時に便利。
4./オリーブオイル、バルサミコ酢、砂糖、塩をかけまわす。こしょうを、まんべんなく振りかける。

並べて調味料をかける

 

5./オーブン190度で15分加熱する。火が通っていない場合は、5分ずつ加熱時間を足す。

 

コロナ感染防止対策のためもあり、取り分けてお召し上がりください。底にたまったキノコの水分や調味料をすくいながら取り分け、器で混ぜて豪快に食べると最高に美味です!

キノコを堪能!

 

福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。2021年に発酵ソムリエの資格を取得。

 

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この記事を書いた人

編集部
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