今の時季は“干し物”が適しています。気温が低く乾燥しているので、何でもよく乾きます。この気候を利用して干し野菜を作ります。他の時季ではカビたり黒くなったりすることがありますが、今ならきれいに干し上がります。干し上げると味が濃くなり、甘みが増して食感もシャキシャキ。煮物や味噌汁、炒め物など何にでも使えます。おいしい冬大根やキノコ類などを干しておけば、長期保存も可能です。
干し野菜の作り方
野菜は薄めに切ると3日程度でカラカラに乾きます。キノコ類は株分けをして早く乾くようにしておきます。干すと独特の旨みが出て、出汁がわりにもなります。根菜類は皮をむいて切ってあるので、下ごしらえがいらず時短料理にも大活躍します。
【材料】
・大根、人参、長ねぎ、エノキなどのキノコ類ほか
【作り方】
1./大根や人参は皮をむき、3~5mm程度の薄切りにする。長ねぎは斜め切りにする。
2./椎茸は薄切り、エノキは株分けする。
3./ザルなど風通しのよいものに、重ならないように広げて日向で干す。
重ならないように広げる
4./カラカラに乾いたら出来上がり。ポリ袋に入れて冷凍しておけば1ヵ月は保存可能。
大根、人参、長ねぎ、エノキ
5./味噌汁や煮物など汁があるものに使う場合は、そのまま出汁に入れて煮る。味が濃くなり、甘みが増してとても美味。
干し野菜の味噌汁、甘い!
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