年末の忙しい時期、さっとご飯にのせて食べられる「しいたけ麹」を作りませんか。甘辛く煮た干ししいたけに生麹を混ぜ、さらに発酵・熟成させて美味しさを引き出し、発酵パワーをそのままいただけるお惣菜です。
「しいたけ麹」の作り方
甘辛味がご飯と相性抜群です。しいたけを煮た後に麹を加えることで、麹には熱をかけず発酵パワーを存分に発揮してもらいます。砂糖はザラメや三温糖を使い、少し素朴な味に仕上げます。
【材料】
・干ししいたけ:10~15個
・生麹:150g(乾燥麹であれば100g程度)
・60℃程度の湯:100cc(乾燥麹であれば、麹が浸る程度の量)
・醤油:200cc
・ザラメまたは三温糖:200g(お好みで増減可)
・酒:150㏄
【作り方】
1./炊飯器や保温ポットに麹をバラバラにほぐして60℃程度の湯を入れてよく混ぜ、半日発酵させる。
2./鍋を火にかけ、醤油、酒、ザラメを入れて、ザラメをよく溶かす。
3./干ししいたけを湯で戻して細かくみじん切りにし、2に投入。弱火で15分程度、汁気が少なくなるまで煮る。
干ししいたけが煮上がった
4./3を60℃程度にさます。これを1に投入し、よく混ぜてさらに7~8時間程度保温して発酵・熟成させて出来上がり。あとは冷蔵庫で保存。2週間程度は保存がきく。麹が生きているので時間が経つごとに熟成が進んで、まろやかな旨味が倍増!
麹を混ぜてさらに発酵・熟成!