オクラは、10本1袋などまとめて販売されていることが多い夏野菜です。また家庭菜園でも簡単に栽培できるので、作られている方もいらっしゃると思います。
オクラを薬味で使う場合、10本を一度に使い切る機会も少なく、家庭菜園で実り始めると次々と大きくなってしまうので、余ってしまうということがよくあります。
そこで、今回は作り置きができ、継ぎ足し漬けもできるオクラの塩昆布漬けを作ります。塩昆布の塩気と旨味がオクラに染みて、生とは違ったおいしさです。そのままでも、冷奴に薬味としてのせても美味です。
オクラの塩昆布漬けの作り方
オクラからはあまり水分は出ませんが、新しいオクラを継ぎ足す場合は、味を見て塩昆布と醤油を追加してください。下拵えとして板ずりしますが、こうするとオクラが柔らかくなり、漬かりやすくなります。また色も緑が残ってきれいです。
ヘタを取ってしまうと粘り気が出てしまい、中に漬け汁が入って漬かりすぎるので、ヘタは取らずにそのまま漬けます。
【材料】
・オクラ:10本程度
・塩昆布:大さじ1
・日本酒:大さじ3
・醤油:小さじ1
・青唐辛子または鷹の爪:適宜
・塩:(板ずり用)適量
家庭菜園で収穫したオクラ
【作り方】
1./オクラは洗ってからまな板の上に塩を振り、コロコロと転がして表面の毛を取り、柔らかくする。水洗いして塩気を取り水を切っておく。
板ずりする
2./日本酒を火にかけて沸騰させアルコール分を飛ばして冷ましておく。
3./チャック付き袋に青唐辛子または鷹の爪(辛くしたい場合は切ってから入れる)、2と醤油、塩昆布を入れて混ぜ、そこに1を入れて少しもみ、冷蔵庫に入れて1日経てば出来上がり。
漬け込む
冷奴にのせる際には、美味しい漬け汁も一緒にかけてください。
冷奴には漬け汁もかけて
(文責・編集部)