豆乳にくず粉を入れて煮て冷やし固めると、味付け自在の豆腐が作れます。
豆乳とくずには、イソフラボンとサポニンという成分が豊富に含まれています。イソフラボンは女性ホルモンの働きをサポートし、サポニンは余分な脂質を排出するのでダイエット効果が期待できます。
味付けには、梅酢とレモンを選びました。クエン酸とビタミンで美肌効果を招きましょう。
梅酢豆腐とレモン豆腐の作り方
無調整豆乳を使ってください。豆乳には、無調整豆乳と調整豆乳の2種類があります。無調整豆乳の大豆固形分は8%以上、調整豆乳は砂糖などを加えたもので、大豆固形分は6%以上です。豆腐作りには、甘味がなくて大豆固形分の高いものを使います。
梅酢やレモン汁のほか、柚子やわさびなど、お好きな食材でお試しください。
【材料】
・無調整豆乳:200ml
・くず粉:20g
<味付け材料>
・梅酢:大さじ2
・レモン汁:1/2個分
【作り方】
1./小鍋に豆乳とくず粉を入れ、よく混ぜる。
基本の材料はこの2つ
2./梅酢を入れて、弱火にかける。スプーンやヘラなどで、絶えずかき混ぜる。特に鍋の底や縁などに、とろみがひっつくので、はがしながら混ぜていく。
沸騰させずに混ぜ続ける
3./混ぜた時に底が見えるくらいのカスタードクリーム状になれば、火を止める。
とろりとしたカスタードクリーム状に
4./容器に入れて、冷蔵庫で冷やし固める。
梅酢の酸っぱさがおいしい
5. /お好みでシソの千切りをトッピングし、しょうゆかめんつゆをかけて召し上がれ。
※レモン豆腐は、上記工程2で、梅酢の替わりにレモン汁を用いる。わさびしょうゆで食べてもおいしい。
レモン風味が口にひろがる
もちもちの食感
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。2021年に発酵ソムリエの資格を取得。