一部地域を除いて早くも梅雨明け宣言、しかも35℃を超える酷暑の日々がやってきました。そうなると冷たいものが食べたくなりますが、火を使った調理はなるべくしたくありません。そこで今回は冷たい麺の代表、そうめんをほとんど火を使わずに調理し、梅干しに合わせてさっぱりといただける「ゆでない梅そうめん」をご紹介します。

ゆでない梅そうめんの作り方
火を使う部分は水を沸騰させるわずかな時間だけです。しかもこの調理法は、時間が経ってもそうめんがのびてくっつくことが少なくなるようです。そうめんは、ゆでるとデンプンが流れ出してきて、それがくっつきの元になります。しかし、ゆでないことでデンプンが流れ出にくくなりくっつきにくくなるのです。

【材料】
・そうめん：1束
・梅干し：2個
・本味醂：小さじ1
・めんつゆ：適量
・鰹節：適量
・長ねぎ、青紫蘇、白ごまなどの薬味：お好みで適量

【作り方】
1.／梅干しは種を取り、なめらかになるまで叩き、本味醂と混ぜて柔らかくしておく。薬味をお好みに切る。

よく叩いてなめらかにする

2.／大きめの鍋でたっぷりめの水を沸騰させる。
3.／そうめんを入れ、再沸騰させる。

この状態になったら火を止める

4.／火を止めてフタをして3～5分待つ。
5.／ザルに取り、水でよくもんで洗ってぬめりを取る。
6.／水気をよく切って器に盛り、薬味を盛りつけて出来上がり。つゆはつけてもかけてもOK。

麺にコシがあって美味

（文責・編集部）