塩麹で中華がおいしく変身

カテゴリー:レシピ 投稿日:2022.05.17

家庭で作る中華料理の定番といえば、ギョーザ、ラーメン、チャーハンです。お決まりのメニューを、グンとおいしくしてくれるのがお肉の調理法です。豚肉の塩麹漬けを上手につかうだけで、パンチの効いたひと品に変身します。

 

塩麴で美味しい中華の作り方

今回は、塩麹に漬けた豚肉を2つに分け、半分は生のままギョーザに、半分はゆでてラーメンとチャーハンにつかいます。
ポイントは大きめに切って、存在感を持たせること。「このお肉、どうしたの?」と聞かれるくらい、インパクトのある中華料理が出来上がります。

 

【下ごしらえ】
1./豚肉(肩ロース)500gを200gと300gに切り分ける。

肉を切り分ける

 

2./液体塩麹(大さじ2)をもみ込み、密封袋に入れて冷蔵庫で1日以上寝かせる。

塩麴をもみ込んで寝かせる

 

①大きな豚肉入りギョーザの作り方
【材料】(3~4人分)
・豚ひき肉:200g
・キャベツ:3枚
・ニラ:1/2束
・タマネギ:2/3玉
・しいたけ:2個
・ニンニク:ひとかけ
・ギョーザの皮:30枚

 

【調味料】
・ショウガ:小さじ1
・酒:大さじ1
・卵:1個
・片栗粉:大さじ2
・醤油:大さじ1
・塩:小さじ1
・コショウ:少々
・ゴマ油:調味料として小さじ1、最後にかけ回す油として小さじ2

・サラダ油(焼き油用):少々

 

【作り方】
1./キャベツは熱湯で1分間ほどゆで、しんなりしたらみじん切りにする。

少し歯ごたえを残す

 

2./ボウルに豚ひき肉とキャベツを入れ、その他の材料(ニラ、タマネギ、しいたけ、ニンニク)をみじん切りにして加える。
3./調味料を加え、手で十分こねる。

粘り気が出るまでこねる

 

4./密封袋から出した塩麹漬け豚肩ロースの片方(200g)を7ミリ角に切る。
5./ギョーザの皮に3の具をのせ、4を1枚に1個ずつ入れながら包む。

タネと角切り肉を一緒に包む

 

6./油をひいたフライパンを火にかけてギョーザを並べ、水100ml(分量外)を回しかけ、フタをして水が少なくなるまで蒸し焼きにする。

7./水が少なくなったらフタを取り、ゴマ油を回しかけ、焼き色が付いたら皿に盛り付ければ出来上がり。

ゆでたもやしでアレンジしても

 

②チャーシュー代わりにゆで豚をつかったラーメン
【作り方】
1./密封袋から塩麹漬け豚肩ロースの片方(300g)を取り出し、鍋に入れ、熱湯で10分間ゆでる。

2./熱が中に通るまで鍋ごと冷まし、肉を取り出して半分に切る。

3./2(150g)を大きめにスライスし、いつもの家庭ラーメンにチャーシュー代わりに乗せていただく。

塩麴で軟らかく旨味がすごい!

 

③ゆで豚がごろごろ入ったチャーハン
【作り方】
1./残った塩麹漬け豚肩ロース(150g)を1cm角に切る。

2./ピーマン、長ネギのみじん切りと1を具材として用意し、ごはんや卵などいつものチャーハンの準備をする。

材料は各家庭のお好みで

 

3./フライパンでチャーハンを炒め、ごろごろ肉が目立つように盛り付けていただく。

肉の旨味で1ランクアップ!

 

どの中華料理も「お肉を食べた感じが、すごくする!」と驚かれることでしょう。塩麹のパワーで、いつものメニューをワンランクアップさせてみませんか。

 

(文責・編集部)

 

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この記事を書いた人

編集部
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