菜の花と白菜で四川料理風!「麻婆(マーボー)菜の花」

カテゴリー:レシピ 投稿日:2021.03.17

冬野菜代表の白菜と、春野菜代表の菜の花で四川料理風にします。名付けて「麻婆(マーボー)菜の花」。
白菜は95%が水分の上に、塩分を体外に排出するカリウムを含んでいます。菜の花には、抗酸化力のあるビタミンCが豊富。白菜も菜の花もアブラナ科アブラナ属なので、相性は抜群!
そこへ、中国味噌のテンメンジャンとトウバンジャンを使って、体を温め、腸内環境を整えれば、季節変わり目の体調不良もどこへやら。
春はそこまで来ていますよ。

 

麻婆菜の花の作り方
菜の花には、茎の短い物や長いタイプなど、いろいろな種類があります。今回の料理は、茎もおいしく食べられるので、お値段の安い茎長タイプで十分です。下ごしらえの段階で、菜の花の茎部と白菜の軸部を少し長めにゆがいて、全体の食感を合わせるのがポイント。
辛み調味料のトウバンジャンは、お好みで量を増減してくだい。

菜の花、茎の長い物と短い物

 

【材料】
・菜の花:200g
・白菜:200g
・豚ひき肉:100g
・サラダ油:大さじ2
・ニンニク(みじん切り):1カケ(小さじ1)
・ショウガ(みじん切り):1カケ(小さじ1)
・酒:大さじ1
・みりん:大さじ1
・砂糖:小さじ1
・しょうゆ:小さじ1
・テンメンジャン:小さじ2
・トウバンジャン:小さじ2
・片栗粉:大さじ2
・水(水溶き片栗粉用):大さじ4

 

【作り方】
1./白菜の軸部を長さ2センチほどに、葉部は3センチほどに切り分ける。沸騰した湯で、まず軸部をゆがく。軸部が透き通ってきたら、葉部をさっとゆがいてザルに上げ、流水で冷まして水気をしぼる。
2./菜の花の茎部を長さ2センチほどに、花部はそのままに切り分ける。沸騰した湯で、まず茎部をゆがく。茎部が柔らかくなったら、花部をさっとゆがいてザルに上げ、流水で冷まして水気をしぼる。
3./フライパンにサラダ油を入れ、ニンニクとショウガを炒める。香りがたったら、ひき肉を入れて炒める。
4./肉に火が通ったら、1の白菜と2の菜の花を入れて、混ぜながら炒める。

強火で炒める

 

5./酒、みりん、砂糖、しょうゆ、テンメンジャン、トウバンジャンを入れて混ぜながら炒める。
6./片栗粉を水で溶き、フライパンに入れる。加熱しながらよく混ぜて、とろみを付ける。

四川料理の味付けが菜の花に合う

 

福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。

 

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この記事を書いた人

編集部
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