忙しい朝や、お弁当の時に一杯の味噌汁が欲しいなと思うことはありませんか?カップ入りや、パック入りのインスタント味噌汁はあるけれど、なんだか物足りないんですよね。自分の好きな具を入れて味噌汁を食べてみたい。そんな時には、携帯用味噌汁、味噌玉を作ればいいんです。味噌玉は、一食分の味噌汁を好みの具で作って携帯できる味噌汁のことです。好きな具でいろいろ作っておけば、お湯を注いですぐ食べられて、食事が楽しくなります。
味噌玉の作り方
【材料】(1食分)
・味噌(白味噌、赤味噌、合わせ味噌などお好みで):15g前後
・鰹節粉またはお好み焼き用削り節粉(鰯、鯖などが原料):適宜
※具材として、ひき割り納豆、切り干し大根、乾燥わかめ、麩、乾燥ねぎ、とろろ昆布などはお好みで。
※その他、食品用ラップ(基本の味噌玉を包む)、アルミカップ(焼き味噌玉にする場合に使用)を用意しておく。
【作り方】
1./食品用ラップを10cm角ぐらいに切って広げておく。
2./ラップの中心部に味噌15g前後をスプーンですくってのせる(味噌大さじ1は約18gなので、大さじ1弱ぐらいが1食分)。その上に鰹節粉または削り節粉を適宜(多めの方がおいしい)のせる。
3./2の上に具材をのせてラップで包み、巾着状(きんちゃくじょう)にして先をねじり、テープなどで止める。
【各種具材の味噌玉】
下記は一例です。
具材はお好みのものを好きな量でアレンジしてください。具材は乾燥しているものの方が扱いやすく、日持ちもします。また、味噌玉をアルミカップに入れ、トースターで焼き目を付けると、香ばしい味噌汁ができます。その際には、具材の上に味噌をのせるようにしましょう。
食べる際には、味噌玉の冷たさでお湯がぬるくなるので、必ず熱い湯を注いでください。
●切り干し大根×揚げ玉
切り干し大根は乾燥したままちぎり、味噌と混ぜ合わせて丸めてからラップにのせる。こうすると味噌の水分で切り干し大根がある程度戻るので、食べる時には柔らかく、切り干しの甘みも加わる。コクを出すために揚げ玉を加える。
切り干しと味噌を混ぜるため、一度に10食分ぐらいをまとめてボウルで混ぜ合わせて作るとよい。
●納豆×とろろ昆布(小泉センセイ流納豆汁のアレンジ)
味噌、鰹節粉の上にひき割り納豆と乾燥ねぎをのせ、その上にとろろ昆布をのせる。とろろ昆布で納豆のネバネバと飛び出しを防ぐ。
●乾燥わかめ×麩(ふ)
味噌汁の定番。乾燥わかめは、海藻サラダ(乾燥)でも代用できる。ここに揚げ玉を加えてもおいしい。味噌の上にのっているのは鯖の削り節粉。