節分の豆が残ったら、アメリカの伝統的な家庭料理「ポークビーンズ」を作ってみませんか。
冷蔵庫の無かった時代、保存のために塩漬けした豚肉と豆、野菜を煮込んだことから始まった料理とされています。
塩麹を使うと、時短のうえに肉を柔らかくすることができます。味付けはトマト味にしました。ほっこり温まる、うれしい一品です。
ポークビーンズの作り方
水煮大豆を使う場合は、工程2を省略し、工程5で大豆と水を入れます。
【材料】
・豚肉(ブロック肉かカレー・シチュー用肉):200g
・塩麹:小さじ1
・大豆:200g
・タマネギ:100g
・ニンジン:100g
・ジャガイモ:100g
・ニンニク(みじん切り) :1カケ
・オリーブオイル:大さじ1
・酒:大さじ1
・カットトマト缶(ホールトマト缶の場合はカットする):1缶(400g)
・ケチャップ:200g
・顆粒コンソメ:15g
・砂糖:小さじ1
・水:1400ml
・(有れば)ローリエ:2~3枚
・こしょう:適量
【作り方】
1./豚肉を食べやすい大きさのサイコロ状に切る。全面に塩麹を塗り込み、30分置く。
塩麹を全面に塗り込む
2./鍋に大豆と水を入れ、中火にかける。沸騰したら弱火にして、10分ほどコトコト煮る。指で潰して、弾力を感じる程度に煮えればOK。
この工程は、水煮大豆の場合は省略
3./タマネギ、ニンジン、ジャガイモを小さめのひと口大に切る。
野菜を切りそろえる
4./フライパンにオリーブオイルを入れ、ニンニクのみじん切りを炒める。香りがたってきたら、1の豚肉と3の野菜、酒を入れて炒める。
豚肉と野菜のニンニク炒め
5./4を2の鍋に入れ、トマトと一緒に煮る。有ればローリエも入れる。
6./ケチャップ、顆粒コンソメ、砂糖を入れ、煮込む。器に取る前に、こしょうを振り入れる。
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。2021年、発酵ソムリエの資格を取得。
発酵手帳2022、大好評発売中!
使いやすい 1日1ページ手帳。365日その季節に合った発酵食品のレシピ、小泉先生のコラム、いまさら聞けない発酵の疑問などの『小泉武夫食マガジン』にQRコードでつながる日本初の手帳。付録に発酵食品をいつ作ったらよいか一目でわかる「発酵カレンダー」、発酵食品を作った際の日時、温度、分量などを記録できる「発酵手仕事メモ」、人気の発酵食品「チーズの種類と特徴」、「世界のパンの種類と特徴」、「日本酒の分類」などが充実。発酵食品ファン必携の『発酵手帳2022』が4年目を迎え、さらにパワーアップしました。日々の発酵生活にぜひお役立てください。Amazonで大好評発売中です!