今まさに冬キャベツの旬を迎えています。葉が詰まってずっしりと重みがあり、加熱することによって甘みが増して柔らかく食べやすくなります。煮込み料理に合う冬キャベツを丸ごとポトフにします。ポトフとは肉と野菜をひとつの鍋で煮込んだ料理です。今回は旨みがタップリ詰まったコンビーフとキャベツでポトフを作ります。
【材料】
・キャベツ:1玉
・マッシュルーム:1パック
・ニンジン:1/3本
・タマネギ:1/3個
・コンビーフ:200g
キャベツを丸ごと1玉
・オリーブオイル:大さじ1
・バター:大さじ1
・水:500ml
・野菜顆粒だし:8g(コンソメ顆粒でも可)
・ドライトマト:3個位
・玉葱塩麹:大さじ3(塩麹:大さじ2でも可)
・ローリエ:1枚
・こしょう:少々
【作り方】
1./キャベツの上下を反対にして芯を中心に6等分に切る。
バラバラにならないように
2./マッシュルームを縦に2mm幅・ニンジンは細切り・タマネギは薄切りにする。コンビーフは手でほぐしておく。
野菜は薄めに
3./蓋ができる深めの鍋にオリーブオイルとバターをひきマッシュルーム・ニンジン・タマネギを炒めて、しんなりしてきたら鍋肌全体に寄せ、真ん中に6等分したキャベツの芯を下にして入れる。キャベツの隙間にコンビーフを入れる。
キャベツが鍋より高くてもok
4./3に水・野菜顆粒だし・細かくしたドライトマト・玉葱塩麹・ローリエを入れ、蓋をして中火弱で40~50分煮込む。最初、鍋の蓋が浮いていてもキャベツに火が通ってくると閉まって蒸し煮状態になる。
5./ドライトマトや玉葱塩麹の塩加減がまちまちなので味見をして調整する。最後にこしょうを振って器に盛り付けて出来上がり。
食べきれなかったキャベツは味噌汁やスープ・麺類の具としてお使いください。
寒い冬におすすめポトフ
奥田佳子/発酵食品ソムリエNo.110。発酵料理愛好家。医療現場で働くうちに食の大切さに気づき、天然酵母を使い家庭でできる美味しいパンの教室を自宅で開催。
『発酵手帳2022』大好評発売中!
使いやすい 1日1ページ手帳。365日その季節に合った発酵食品のレシピ、小泉先生のコラム、いまさら聞けない発酵の疑問などの『小泉武夫食マガジン』にQRコードでつながる日本初の手帳。付録に発酵食品をいつ作ったらよいか一目でわかる「発酵カレンダー」、発酵食品を作った際の日時、温度、分量などを記録できる「発酵手仕事メモ」、人気の発酵食品「チーズの種類と特徴」、「世界のパンの種類と特徴」、「日本酒の分類」などが充実。発酵食品ファン必携の『発酵手帳2022』が4年目を迎え、さらにパワーアップしました。日々の発酵生活にぜひお役立てください。Amazonで大好評発売中です!