「いしやきいも~~~」。街に流れる秋の風物詩。
サツマ芋は太るから、と我慢している方にお知らせします。「サツマ芋のカロリーは、白米よりも少ない。植物繊維が豊富なので腹持ちがよく、便秘解消につながる。ヤラピンというサツマ芋特有の成分が、腸の働きを促進する」
さらに、加熱しても、でんぷん質がビタミンCを守るのでシミや肌荒れを防ぐといいます。
サツマ芋は昔から、ご飯やお餅のかさ上げ食材でもありました。砂糖の代わりに、甘酒で味付けをする、サツマ芋餅を作ってみませんか。
サツマ芋餅の作り方
レンジ活用の簡単レシピです。出来上がりの食感や舌触りは、サツマ芋をどの程度すりつぶすかで決めてください。きな粉を振りかけてもおいしくいただけます。
【材料】
・サツマ芋(皮をむいた状態):100g
・餅:100g
・甘酒:50ml
・きな粉:適宜
【作り方】
1./サツマ芋の皮をむき、ひと口大に切る。水に浸して軽く揺することでアク抜きし、耐熱容器に入れてラップをかけ、電子レンジ600Wで2分間チン。割りばしや串がスッと入るくらいに柔らかくする。
柔らかくなるまで加熱
2./耐熱容器に餅と甘酒を入れ、ラップをかけて電子レンジ600Wで2分間チン。餅が水分を吸って柔らかくなるまで加熱する。
餅が柔らかくなるまで加熱
3./すり鉢に1のサツマ芋を入れて、する。なめらかなペーストにしてもよいし、芋がほろほろ残っていてもよい。
サツマ芋の食感はお好みで
4./2の餅を加えて、すり混ぜる。
餅を搗(つ)きながら、すり混ぜる
きれいな黄色になる
5./お好みで、きな粉(きな粉に砂糖少量を加えて混ぜたもの)を振りかけて召し上がれ
おやつにも軽食にも
福田恭子/フリーランス・ライター。京都市生まれ。ドイツ・テュービンゲン大学で学ぶ。文化を専門として茶道家元や京都の老舗料理店の広報誌編集長を務め、国内各地や世界50カ国で取材。
発酵手帳2022、大好評発売中!
使いやすい 1日1ページ手帳。365日その季節に合った発酵食品のレシピ、小泉先生のコラム、いまさら聞けない発酵の疑問などの『小泉武夫食マガジン』にQRコードでつながる日本初の手帳。付録に発酵食品をいつ作ったらよいか一目でわかる「発酵カレンダー」、発酵食品を作った際の日時、温度、分量などを記録できる「発酵手仕事メモ」、人気の発酵食品「チーズの種類と特徴」、「世界のパンの種類と特徴」、「日本酒の分類」などが充実。発酵食品ファン必携の『発酵手帳2022』が4年目を迎え、さらにパワーアップしました。日々の発酵生活にぜひお役立てください。Amazonで大好評発売中です!